ブラジル出身FW一人にヤられる!12番グエン・スアン・ソンを止めないと!
次は1月5日ラジャマンガラ・スタジアム(バンコク)で。
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しかし、タイの1点が2ndレグにどれだけ影響するか!?
AFFカップ2024ではアウェイゴールルールは適用されない。合計スコアが同点の場合、延長戦、PK戦を行って優勝者を決定する。
2025年01月03日 12:39
前日本代表監督の西野朗監督(64)率いるU―23タイ代表が14日、自国開催のU―23アジア選手権1次リーグ最終戦イラク戦に臨み、1―1で引き分けた。A組2位で史上初の1次リーグ突破が決定した。終了の笛が鳴ると、西野監督は選手と熱く抱擁。スタンドの観客は涙を流した。
「グループステージをいかに突破していくかに全力を注ぐ」と話していた指揮官。第2戦のオーストラリア戦から先発7人を変更して戦い、後半4分に追いつかれても同11分に攻撃の主軸2枚を投入する積極的な采配で主導権を渡さなかった。
試合後、報道陣に「ニシノ」コールで迎えられた西野監督は「みなさんが予想した通りの結果だったと思います(笑)」と半分ジョークで切り出しながら「選手が非常にハードワークをして、チームとしての狙いを持って一人一人がタフに戦ってくれた結果」と語った、、、
スタジアム周りのサポーターの熱狂ぶりは言うまでもない。取材後、帰りのタクシーがちょうどタイ代表のチームバスを追走するような格好になったが、運転手は「ニシノ、ニシノ」と叫びながら知人に写メを送ったり、電話で同時実況をしていた。よく見ると周りの車からもスマホでチームバスの写真を撮る姿が見えた。
”タイの新たな英雄”になりつつある西野朗監督だが、等の本人が強調するように戦いはこれから。もし二次予選を突破すれば日本と最終予選でカタールW杯の本大会を目指すライバルになる可能性もあるが、いまは異国の地で奮闘する日本人指導者の1つの大きな勝利を素直に祝福し、二次予選突破を目指す戦いを見守りたい。
西野朗監督のタイ代表が強豪UAEに勝利。現地に響く「ニシノ」コールと”西野節”【取材レポート】(河治良幸)