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タイで想う日々

タイポップスほか魅惑のタイサブカル タイ国内外旅行や生活情報のアーカイブ

GMS(メコン川流域開発計画)

7 7月

インドシナ南部回廊の発展とダウェー経済特区の開発5

日本で行なわれたメコン流域五カ国会議、今後のASEANと日本の開発協力に置いても多くの事案が推進、検討された様です。
個人的にたいへん興味を持っているのがミャンマー南部「ダウェー経済特区」
そこからベトナムまで伸びる「インドシナ南部回廊」、この開発に日本も円借款協力を掲げています。

タイ・プラユット暫定首相と安部首相は、ダウェー開発をめぐり、日本とタイ、ミャンマーによる協力を進めることで合意し、三カ国政府による署名式も行われたとのこと。

ダウェー港=バンコク=プノンペン=ホーチミン=ブンタウ港はマラッカ海峡を通らない海路の代替としても期待できますし。
この4カ国をひとつの車で縦断する日…間違いなく新時代でしょう。

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安倍首相、各国首脳と会談 メコン流域 インフラ推進(TOKYO Web)

 安倍晋三首相は7/4、ミャンマーのテイン・セイン大統領ら、メコン川流域五カ国の首脳と東京都内の迎賓館で個別に会談した。ミャンマーの鉄道や電力網の整備のため最大九百九十八億五千万円の円借款を供与すると伝えるなど、各国に対し「質の高いインフラ整備」の推進に協力する考えを伝達した…

 タイで工場を持つ日本企業は最近の人件費高騰で製造工程の一部を近隣のカンボジアやミャンマーなど人件費の安い国に移し、競争力を高める「タイプラスワン」の動きが加速
 実際にメコン5カ国の日本商工会議所への登録企業数はこの3年で約1000社増えた。今回、日本政府がダウェー開発参加を正式表明することで、ベトナム南部からカンボジア、タイ、ミャンマーを横断する南部経済回廊の利便性が増し、「日本企業はメコン域内の投資戦略が立てやすくなる」とジェトロの高原正樹ヤンゴン事務所長は話す(ミャンマーの安価な労働力とタイからの電力供給で安定操業を実現)。
6 4月

2015年4月6日、カンボジアのツバサ橋(スピエン・ツバサ)開通 タイからカンボジア、ベトナムへの「南部経済回廊」完成へ


日本の支援により、カンボジアとベトナムとタイが一本の道路で結ばれる

カンボジアの国道一号線は、今まではネアックルン地区でメコン川により分断されていたが、この分断を解消すべく日本政府は2004年から川を渡るための橋の建設を支援していた。
この橋が完成したことに伴い、4月6日に開通式を実施することを在カンボジアの日本国大使館と国際協力機構(JICA)カンボジア事務所は発表した。
この橋が完成することにより、ベトナムとカンボジアとタイが一本の道路で結ばれ、メコン地域における成長が大幅に促進される見込みである。


ベトナムのホーチミンとカンボジアのプノンペンの国際バスの経路には必ずつきものだったネアックルンでのフェリー。
バスごとフェリーに乗り込みメコンを渡るのが「当然」のことのようでしたが、
それが過去のものになるのですね。

つばさ橋(ネアックルン橋)、カンボジア語ではスピエン・ツバサというそうです。
カンボジアでも最大級、美しいシルエットで多くの人を魅了しそうです。
日本政府の全額無償供与(120億円)で完成し、4月6日開通。

バンコクからカンボジアを経由してホーチミンまでのインドシナ「南部回廊」が完成に至る訳です。
長かったような、過ぎてみればアッと言う間というか。
多くのバックパッカー、アセアン旅行好きには感慨深いニュースです。

25 7月

東西回廊に加え、南部回廊の整備進む5

  松本剛明外相は21日午前(日本時間昼)、当地で東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の外相らと会談した。

  松本外相は、2015年のASEAN 統合に向け、ベトナムからミャンマーまでを道路で結ぶ「物流大動脈」の整備支援を表明。また、島しょ部を抱えるマレーシアやインドネシアなどの海洋国家に 対し、港湾建設や送電用の海底ケーブル敷設などで協力する考えを明らかにした。

物流大動脈のうち、「東西回廊」と呼ばれるルートはベトナム中部の港湾都市ダナンを起点にラオス、タイを経てミャンマーに到達する。

また、ベトナム南部 のホーチミンからプノンペン、バンコク経由でミャンマーに至る「南部回廊」もある。
日本はASEANの経済発展に向け、物流網の整備は不可欠としており、 11月までに具体的なプロジェクトを詰める

物流大動脈の整備支援=ASEAN各国に表明−松本外相
南北回廊はチェンライでの橋着工など進んでいますが、ラオスでの整備が遅れ、と聞きます。

それに対し、カンボジアを横断する南部回廊、これが想像以上に進んでいるようで、ホーチミンープノンペンなどは全くロス無く移動できるとの事。プノンペンからバンコクまでの陸路は一寸難しいかもしれませんが、カンボジアは人口3千万を数える新興国。
800万人しか無いラオスに比べ、可能性は高い、とも言われています。

アセアン大動脈整備、注目です!!
27 6月

インドシナ東西回廊の経済効果、改善策を協議(ベトナム・ドンハー/2010年6月25日・動画あり)5

半島横断道路 状況改善で意見 6月26日 22時48分 動画あり
 
日本などの支援で建設されながら経済効果があがっていないといわれるインドシナ半島の横断道路、「東西回廊」について話し合う国際会議が開かれ、状況を改善するには、道路が通る各国が足並みをそろえることが重要だとの意見が出されました。
半島横断道路 状況改善で意見 NHKニュース
インドシナ東西回廊はベトナムのドンハーからラオバオ、ラオスのダンサヴァンに入ってサバナケットからタイ・ムクダハン。その後はカラシン、コンケーン、ピサヌローク、ターク、メーソットとタイを横断し、ミャワディー(ビルマ/ミャンマー)に入って行くルート。

そうですか、経済効果は思った程上がっていない、と。
南北回廊(中国雲南省からラオス経由バンコク)とともに注目している東西回廊ですが、いまやベトナム・ホーチミンからカンボジア・プノンペン、そしてタイへと繋がる第2東西回廊の方が可能性が高いとも言われているやら、そうでないやら?

聞くに既にベトナムの富裕層、車を持った中間層は休日にウボンラチャタニー(タイ)のビッグCやカルフールに国境を越えて買い物に行く時代だそうですから。
道路さえ繋がれば思想や国の体制を越えて人々は自由に移動を始めます。インフラ開発は大切です。

ニュース全文:
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13 6月

タイ北部チェンライと景洪(中国・雲南省)を結ぶ航空路 SGA Airline's rebirth as NOK MINI5

*十二双版納 行き 見てきたぞ
1ヶ月ほど前、6月1日から、雲ナンの十二双版納行き飛行機がチェンライから出ると聞いていて、その後,音沙汰も無かったので、果て??と思っていたが、とうとう空港へ見に行ってきた。  
ノックエアーでなく、ノックミニと言うところがチェンマイ拠点に近場に小型機を飛ばしているようだ。
毎日飛んでいてタイムテーブル上1時間のフライトだそうだ。込んでいるのかと効くとそれほどでもないと。

お値段往復11,200バーツ?
聞きなおしました。間違いないそうです。
国内線には運転手二人しか乗らないと宣伝しているので、国際線? 初の国際線だけど何も期待できないと思っているので、
高すぎない?? 近いのに?

ネットで見て、まだ国際線の十二双版納についての記載は見つけられなかった。当然ネット予約なんてことも出来ない。チェンライ発だとチェンマイ行きしかな いんだもの。お〜〜〜いノックミニさんやる気あるの???     チェンライの山並み2

*十二双版納...シーサンパンナ(西双版納)/
シップソン パンナー/中国シーサンパンナ自治区チェンルン(景洪)※呼称が多種で困る!!

チェンマイやチェンライに住む人にはやはりこのチェンライ-景洪の航空路線には期待が膨らみますよね。ボクもそうです。

ボクはジンホン(景洪)の名で覚えてますが。中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州に位置する県級市、同州首府の所在地であるジンホンには確かに空港はあります。1990年に開港したと言うシーサンパンナ・ガサ空港、昆明とは45分で連絡されているそう。

その空港にあのノックの小ちゃいのが飛んでると。
実際の旅行記を知りたいものです。
というよりどこまで持ちこたえてくれるのか、この路線。乗ってみたいなあ(命がけでw
...と想ったらこちらにございました。Nok Mini写真など。

参考:チェンライ-景洪(ジンホン)路線には興味津々(タイで想う日々)
5 4月

メコン河の水位低下の背景には中国のダム建設が? the first Mekong River Commission summit

中国、「メコン川の水位低下はわが国のダムと無関係」と主張
中国水利部国際協力技術局の陳明忠巡視員は2日、タイのホアヒンで開かれたメコン川委員会国際会議で講演し、「メコン川の水量減少と水位低下は当地域の干ばつによるものだ。中国瀾滄江(らんそうこう:中国国内を流れるメコン川の名称)水力発電所の運営は下流の水量減少とは無関係だ」と主張した。 [サーチナ]より

タイのホアヒンで2日から始まったメコン川委員会首脳会議。
今年2月末から急速に問題視されてきたメコン河の水位低下はタイのチェンライを始め、下流の国々に大きな打撃、農産物、観光被害をもたらしています。
この対応を協議するため、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアの流域4か国が集まり、中国代表も参加して協議が始まっているのですが...
中国は雲南省への電力供給のためこの15年で水力発電用ダムを4つ建設し、さらに8つのダムと計画中とされています。中国の強引な姿勢にどこまでアセアン側が食い込めるか、注目されます。

やっと赤服以外のニュースを書けました...メコンの問題はもっともっと注目されるべき課題です。
3 3月

メコン川の異常渇水5

今年のメコン河の水位低下の速度は通常年を越えるもので、メコン河周辺の灌漑地域10000haに影響をもたらしている。現在メコン河の水位は1日5-6センチ低下しており、幾つかの灌漑事業では水の取水が不可能となっている。
 ラオスのビジネスを読む。 -ブログ版-:現地語新聞より

今回のメコン川大渇水が、チェンライ県のチェンコーンからラオスフエサイに渡る国境ボート、そこからのルアンプラバンへの人気のスローボート、あるいはゴールデントライアングルでの観光に、多いに影響を与えている、と。
中央ではタクシンやバンコク銀行の爆弾事件などが大きなニュースですが、このメコン問題も深刻化しているように。
実際の渇水の写真をネット上で探ったりしています。確かに水位が相当低い...

メコン川

http://www.manager.co.th/Daily/ViewNews
28 2月

メコン河の渇水と中国の脅威5

東南アジア最大の国際河川メコン 河。

中国雲南省、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムと6つの国を抜け流れていく、そのメコン 河にいま大渇水への危険性が迫っています。

最初、このニュースを意識したのは2月20 日過ぎ、知人を通じて「メコン河の水位低下でルアンプラバン行きのスローボートが休止になっている」との情報が入って来た時でした。ラオスの世界遺産ルア ンプラバンへのスローボートといえばタイ北部から行く観光のドル箱路線。チェンマイなどタイ北部を回ってからラオス入りする観光客の殆どが、メコン河沿い 国境の町タイのチェンコーンから対岸のラオス・フエサイへ渡り、そこから乗り込むのがこのルアンプラバン行き1泊2日のスローボートなのです。それが止 まったとなれば、途中停泊する道中の町など観光業界への影響は必至、観光客の混乱も免れられません。

それ以後聞こえて来るニュースは「メコン河の水位低下が止まらずボート運航再開のメドがたたない」「こ こ何十年で類を見ない渇水」「船が出られなければ漁にもでられない」「船を利用する生活者への救済を」「上流の中国のダムが影響している」などの声で、こ れらが地元地方新聞で取り上げられて行きました。

これと同時期にラオスの首都メコン河沿いのヴィエンチャン市内では水道不足が問題視され、水道浄水施設 の水位が1.5メートルで通年の2.5メートルを大きく下回り、深夜にしか水道が出ないこと も、と報じられました。

タイ・メコン河でのチェンセーン貿易港は中国からの荷物の重要な引き受け地ですが、ここも水位低下で貨物 船が出港できなく停泊したままになり、またここに入って来る中国からの船も入港できない。

仕方なく、中国からの物資輸送は陸路、ラオスのルアンナムターを 経由してフエサイ、そしてタイを目指すトラックでの対応に振り分けられはじめました。

このチェンセーン貿易港の目と鼻の先にはタイ北部観光の大規模開発地であるゴールデントライアングルへ のボートツアーにも影響が。

チェンセーンの対岸、ラオス領に用意されたドーンサオ島は入国手続き無しに手軽にラオスの土産物を買えるなど人気の観光スポッ トですが、この領にも観光客の上陸が不可能になってしまったのです。もはや雨季の来る5月をのんびり待つという事態ではありません。

ただこの時期、タイ国内のニュースはタクシン元首相の凍結資産裁判に国民の目が向いており、またタイ東 北地方での水不足など毎年のこと、この「メコン河水位低下」のニュースの注目度はかなり低かったと言っていいでしょう。

そんななか一番のインパクトだったのが3月始めタイの新聞やTVで報道された、タイ・ラオス友好国境橋でのメコン河の水位状況でしょうか。

タイのノーンカーイからラオスに渡る、いまや鉄道併用橋でもある代表的なタイの国境橋ですが、ここはた とえ乾季であろうとも、両岸まで普通に河川の水が広がった風景がみえるはずなのに、いまは大部分が渇水し川底が露出、橋の橋脚がすべてむき出しになって、 かろうじて一部に河の流れを確認できる程度になっていたからです

(写真2/干ばつにより露出した中国雲南省・昆明のダム底/2 月2日)

この水位低下の原因としてまっさきに話題に上がるのが「上流の中国が発電の為にダムで水をせき止めてい る」との話。

しかし現実はそう短絡的なものではなく、実は2月早々、いやそれ以前からメコン河の上流・中国雲南省で は60年ぶりとも言われる干ばつが発生していたのです。干ばつは主に雲南省全省、貴州省西南 部、広西チワン族自治区西北部、四川省東部、および重慶市などに及んでおり、中国政府は市民の飲用水確保を重要課題に挙げていました。この大きな干ばつの 影響でメコン河の水量が2月8日から大幅に減少し、毎秒400から500立方メートルだった流水量が240から260立方メートルと半減近い流水量になっ たと報じられました(昆明発・2月22日新華社電)

メコン河の水位の低下から中国シーサンパンナ海事局は船舶の通航許可証の発行を即座に停止し、内外の船 舶に危険を冒して航行しないよう、安全な水域での停泊を求めました。これにより雲南省でも26 隻の船舶が水位の低下により航行できずに停泊し、そのうち21隻が中国の船舶で、5隻が外国の船舶だと報告されています(同じく2月22日新華社電)。

このようにメコン上流の中国雲南省でも同様の状況が先攻、また同時進行していたことになり、これで中国 の進めるメコン河のダム建設と、今回の異様な水位低下との関連性を直接結びつけることはできないにしても、もはやこれだけの事態の収拾にはメコン河にかか わる全ての国の討議が必要不可欠となっています。

いま現在タイ上流のメコン河では中国のダムの4つが操業中で、さらに10以上のダム建設が計画されていると言います。

今回の水位低下、渇水問題に付いて、中国に対し てタイ政府はメコン河委員会(MRC/タイ・ラオス・カンボジア・ベトナムが参加)を通じ、メコン水系のダム放水を要請するようですが、中国は同委員会に 加盟しておらず、どこまで協力体制が成立するかは未知数です。

今回の問題ではっきり浮き上がるのはメコン河流域国の中での、中国の脅威です。メコン河で計画される中 国のダム建設というのは、まさに中国がインドシナの血の動脈をわしづかみにしていく様でもあり、タイを初めとするメコン河委員会の各国は相当な危機感を もって、今後対抗して行くべきでしょう。

匠武士(たくみたけし)タイ愛好家

26 1月

チェンライからチェンセーンの道路拡張工事 : from Chiang Rai to China via Laos5

チェンライからメーサーイを目指す国道1号はタイでも南北の大動脈道路。
整備状況もタイでもトップクラス。アジアハイウェイとも呼ばれ、ミャンマーを横断して中国へと続いて行く構想でしたが、実際はミャンマーの政治状況も反映し、頓挫状況。
そこでラオス経由の「アジア南北回廊」が中国資本の後押しもあり、着実に工事が進められています。
中国のラオス国境に隣接した南部・雲南省。その中心都市の昆明(クンミン)から景洪(ジンホン)を経由してラオスに入る高速道路は既に完成。ラオス国内は対向車線の舗装一般道ではあるものの中国国境からルアンナムター、そしてフエサイの道路も完成しています。
そのラオスからの道路とタイを結ぶのが、近く工事が始まるタイ・ラオス第4友好橋(中国・タイ資本)となります。

拡張工事

上の写真はチェンライから国道一号を右折、チェンセーンへと向かう道路(1016号)で、いま現在進められている拡張工事の様子。
「やっぱりここにつながって来るのかなあ」というのが感想です。
というのは友好橋が掛かるのは、タイ側はチェンコーンなのですが、チェンコーンへの道路はタイ側は複雑で、道路のコンディションも非常に悪い。多少遠回りになってもこのチェンセーンへの道を整備し、橋と直結させる方法が現実的とも言えるのです(あくまでも想像の域ですが)。

またチェンセーンからメコン川を登ってゴールデントライアングル、その先のメーサーイへと続く幹線(1290号)もこれ以上の規模で拡張工事を行っていて、これは将来の中国側からの観光客誘致を見越したものとも考えられます。

中国、ラオスからのゲートウェイ県としてチェンライが動き始めた、そんな印象を受けました。
「インドネシア南北回廊」計画は着実に進んでいます。
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17 6月

そう、12月にはラオスで東南アジアオリンピック!なのです South East Asia Games 2009 LAOS5

開催が決まった時には「あのラオスでスポーツ国際大会!?」と、その歴史の胎動に心が躍ったものの、この未曾有の金融危機で先行きに不安も。それでも、このようにブログで取り上げていただくとうれしいものです...
ラオスでの中国の動き 
 今年12月に、ラオスの初主催で東南アジア・スポーツ祭典「SEAゲーム」が開催されます。「SEAゲーム」の開催場所はビエンチャン中心部から南西約17キロで、125ヘクタールの敷地に2万人収容の競技場や2つの体育館などを建設中です。
 この競技場などの建設は、実は、中国が1億米ドルを援助し、中国企業が工事を担当、中国人3000人以上が仮設宿舎で寝起きしながら、約500人のラオス人とともに働いています。つまり、これはほぼ中国の「丸抱え」...
 タイ在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

中国に浸食されるラオス。
このSEAゲーム開催でラオスの国家としてのアイデンティティーがどこまで見えるか、静かに注目したいと思います。そのときにビエンチャン行けるかなあ??

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18 11月

ルアンパバンに押し寄せる外国資本/from Laos

ルアンパバンで二大プロジェクト(ラオスのビジネスを読む。-ブログ版-)
韓国の10社およびラオス4社による投資合意書の調印式がルアンパバン県知事を招いて11月に開催された。本投資は20億ドルでチョムペット郡で3000haの土地を開発し新都市を建設するプロジェクトで、中国やタイに接続する総合観光地とすることが目的である。
5年間の期間で開発を行い、5星ホテル、リゾート、商業センター、ビジネスセンターや総合観光施設を建設する計画で、コンセッション期間は50年間、さらに20年間の期間延長が可能としている。
また、ベトナムのガソリン・ガス社はパークウー郡コック村地点におけるメコン河ダム開発を2010年から開始するとしており、2016年にはベトナムへ送電を開始する計画である。

ルアンプラバンに押し寄せる韓国、ベトナムの外国資本。中国もカジノの建設を予定していますし、韓国のゴルフ場は今月から工事が始まったとのこと。

あなたはルアンパバンでゴルフやカジノを楽しみたいですか?
2 4月

GMS会議、続報/Report from Greater Mekong Subregion5

インフラ整備を加速、メコン圏首脳会議(yahoo)

ラオスの国道3号線開通、バンコク―昆明が1日強(newsclip)

どんどん情報が出て来ますね。気になる事項を挙げてみると…
・08〜12年の行動計画の柱はシンガポール〜中国雲南省・昆明間鉄道(SKRL)を含む未完成事業の建設推進と改善...
(鉄道…ですか? シンガポールまで?)

・タイ北部チェンライ県とメコン川対岸のラオス北西部を結ぶ新国際橋の着工が今年半ばになる見通し。タイと中国が建設費を折半し、11年の開通を目指す。
(NHKのニュースではいまメコン川で橋の測量工事が進んでいる、と報道)

・タイのサマック首相は3月30日、第1メコン国際橋(第1友好橋)に近いラオス国内初の鉄道駅「タナレン駅」を訪問。タイ側からタナレンまでの区間は、月末に建設工事が終わり、5月に開通する予定。タナレンからビエンチャンまでは9キロ。
(いよいよラオス初の鉄道が開通します!)

・シンガポールと北京をラオス経由でつなぐルートの最後の部分であるラオスの国道3号線の開通式が開催。
(どこで行われたのでしょうね、ボクはもうこの道路、通ってます。以下がその写真。多分いまラオスで最も整備された道路です。)

ラオス南北回廊
31 3月

南北回廊・ラオス開通式も/GMS in Vientiane5

サマック首相GMS会議のため再びラオスを訪問(バンコク ソイのごはん)

メコン首脳会議が開幕 広域物流網の活性化目指す(東京新聞)

チベット問題で渦中の中国・温家宝首相も参加することでGMS会議へのメディアの注目も大きくなっています。
日曜のNHK海外ニュースでも取り上げられていましたが、このGMS開発の陰の部分で、メコン川上流域の中国雲南省で巨大な水力発電が数多く建設されて、メコンの水量が激減し、周りで生活する人々、環境問題への影響が懸念されているようです。
自然との協調も大きな課題でしょう。

中国雲南省昆明からラオスを経てバンコクにつながる「南北回廊」のラオス部分の開通式も、今回の会議で予定、とのこと。
まだ地球の歩き方でも紹介されてないことですからね。バックパッカーも注目!
29 3月

インドシナがひとつになる、GMS会議、開催/Greater Mekong Subregion5

3月30、31日とビエンチャンにてGMS会議が開催される。
(実際には28日からタスクフォースが開催されている)。
注目は温家宝首相の出席。
主要テーマーは,昆明からバンコクに繋がる南北回廊
(ラオスのビジネスを読む。 -ブログ版-より)

予定通り大メコン圏経済協力プログラム(GMS)の会議が始まるようです。
主要テーマは南北回廊! とのこと!

バンコク-クンミン(昆明)間に(中国特有の)寝台バスが走る日もそんなに遠い将来ではないでしょう。20時間台で行けるんじゃないかなあ。ポイントはタイーラオス第3国境橋の完成か。
タイと中国の大都市が結ばれる…時代は変わりますね。

その南北回廊の現状、ボクは現地素材、結構持ってます。発表してないだけで(笑。
下記写真はラオスから中国・雲南省へ入ったところ。
先に見えるゲートは高速道路への入り口、これが600キロ先の昆明まで続いてます。南北回廊、ラオス国内は既に完成し、中国側の道路建設もかなり進んでいます(2008年2月撮影)。

インドシナ南北回廊
21 3月

大メコン圏経済協力プログラム/Greater Mekong Subregion5

カンボジア、ラオスに開発の波 連携強めるインドシナ半島諸国(産経新聞)
カンボジア、ラオスのほか、中国、タイ、ベトナム、ミャンマーのメコン川流域6カ国は92年、アジア開発銀行の主導で「大メコン圏(GMS)経済協力プログラム」をスタートさせた。既存の道路を利用した幹線の整備や、通関の合理化などを推進している…
 インドシナ半島中央部を横切る「東西回廊」では、06年12月、タイとラオスを結ぶ第2のメコン架橋が開通した。半島を縦断する「南北回廊」でも、タイ・ラオスの国境に第3のメコン架橋が11年に開通する見込みだ。カンボジアのネアックルンに架かる橋も、半島南部を横切る「第2東西回廊」の一部である…

プノンペンに行ってみたかったのはこの幹線構想の中、カンボジアが立ち後れていくのでは?という懸念があったからでした。ラオスは2009年のシーゲーム(東南アジア五輪)開催など目に見えて目標がはっきりしていたので。
しかし実際に見たプノンペンには多いに活気が溢れていて、そこにこの記事。
アジア開発銀行が提唱した、大メコン圏(GMS)経済協力プログラムは大風呂敷ではありますがその流れは着実に現実化していると想います。
ベトナム-カンボジア-タイの動脈も第2東西回廊として認識されていたのですね。着実に進むラオスの状況と違い、カンボジアの道は相当テコ入れが必要だと想いますが。
今月末にはビエンチャンで第3回GMS首脳会議が開かれるとのこと。

タイ、ラオス、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、中国・雲南省…ミャンマーは現状圏外でしょうが
思想ではなく経済で結びつくインドシナ、今後も注目して行きたいです。
20 12月

タイ-ラオス第3国境橋はチェンコーンに(チェンマイからチェンコーンへのバス情報ほか)/the 3rd bridge Thai-Lao5

1994年完成のノーンカーイ-ビエンチャン、2006年完成のムクダハン-サワンナケート(サバナケット)、そしてそれに続くタイ-ラオス国境3番目の橋はチェンライ県チェンコーンからフエサイへ2008年着工だそうです。
資金はタイ政府が拠出。

メコンに船が

このチェンコーン国境は素朴な渡し舟スタイルで、メコン川の川幅も程よく狭く、とても旅情をさそう風景。ムクダハンなどは近代的な橋になって旅情という点では薄れてしまったうように想います。
チェンコーン国境については雑誌に掲載されたボクの旅行記があるので、以下に転載しておきます。旅行の際のご参考になれば幸いです。

最新ラオス情報はカテゴリー:ラオスで想う日々2007にまとめました。LINKをクリックしてチェックしてください!


ラオス国境・チェンコーンで73番の男に出会った!

在タイ外国人締め出しとも言える悪い状況が続く中、今年からの「日本人のラオスVISA免除」は唯一の吉報と言ってよいだろう。
チェンマイから行くVISAトリップといえばメーサーイがダントツ有名だが、今や入国するだけで500Bもしくは10ドルを徴収されてしまう。ならば、タダになったラオスが良い? メーサーイに替わるVISAトリップの場所になるか? という期待も含めてチェンコーンへ向かった。

チェンマイからチェンコーンへは直行バス朝6時半発(普通151B)、8時半発(エアコン272B)があるが、余計な町を通るので6時間以上掛かる。
ここは乗り慣れたチェンライ行きVIPバス(8時発・260B)に乗ることにする。席は3列でお水、軽食付き、2時間45分でチェンライに到着する快適なバスだ。

チェンライに着くとバスターミナルにはチェンコーン行きの普通バスが停車中。11時発にも乗る事は可能だったが、ゆっくり昼食を取って12時発に乗る(57B)。
このチェンコーン行きには68Bで遠回りするルートもあるので必ず安い方に乗ること! これは帰りも同様。

長閑な風景を眺めながら2時間20分でチェンコーン到着。
トゥクトゥクで2キロほど先のイミグレへ(20B)。オフシーズンということもあるだろうが、とにかく人が居ない。のんびりしている。あるのは目の前に広がるメコン川だけ。
出国スタンプを押してもらい、目の前の渡し舟に乗る。20バーツ。つまり往復40バーツでラオスへの出入国が可能なわけだ。これは安い。
対岸のフエサイで出会った日本人は18時発のワゴンで帰るという(チェンマイまで5時間・250B)。
かなりの強行軍だが日帰りも可能、ということは分かった。

チェンコーン名物はメコン川以外にもあった。
ミスターチェンコーン

73番の男ステープさん(13番にも見える)。カタコトの日本語は独学で覚えたらしい。彼にはゲストハウス(100B〜)を紹介してもらい、翌日朝10時30分発のワゴンも手配してもらった。夕食を一緒に食べたが、チェンコーンはVISAトリップというより、ルアンパバーンへの入り口、またはラオス縦断旅行からのタイ入国の地としての利用が多いようだ。
日本人が07年からVISA免除になったことも彼はまだ知らなかった。

交通の便ではまだまだメーサーイ(VIPで3時間半・330B)に軍配があがるが、あの喧騒から離れてのんびりメコン川を眺めたい、という人にはお勧めできる。

手前がタイで対岸がラオス
(写真)手前がタイで対岸がラオス・フエサイ。

Gダイアリー・2007年8月号掲載分に加筆)
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月別の記事
 
 
 
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2010 最大の話題作
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Kraam(Bodyslam)
日本発ヴィジュアル系ロックのタイでの進化、完成形。
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・第7回タイフェスティバル2009 in 大阪 9月5日(土)-6日(日)、RSコンサートBest ActはKanomjeen!?
タイフェスティバル in 名古屋2009 5月30日(土)31日(日)も過去最高の人出を記録。
第10回東京タイフェスティバル2009 5月16日(土)17日(日)は相変わらずの盛況ぶり!
七転び八起き、復活した才能
tik
タイの大道芸人、本物のアーティスト、ミュージシャンであるティック・シローの最も詳細な日本語バイオグラフィ...公開中!
その歌声はタイの宝
bird
Simply Bird('Bird' Thongchai Mcintye)
天性のリズム感と突き抜けていく歌声。本当に「歌が上手い人」と言い切れるタイのスーパースターバード/トンチャイ・メッキンタイ
2007年タイポップ代表作
body_save
Save My Life(Bodyslam)
前作Believeから2年半、よりスケールをアップさせたボディスラムの完成度の高い一作。今どきのロックな曲満載。
2006 タイ ベストアルバム
blackwhite
BLACK & WHITE(SEK LOSO)
タイROCKのカリスマセーク・ローソーが放つ満身の力作!
格が違います。
アーティスト宣言
lanna3rd
Happy Trip(Lanna Commins)
チェンマイ出身の実力派ランナーカミンの3rdは原点回帰の仕上がり。
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2004年暮れ、あの津波の記憶を忘れない為にも!


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