洪水、冠水がアユタヤ、パトゥムターニー、ノンタブリーとくれば、最後はバンコク
チャオプラヤー川の水が溢れてくる!

11月14日まで海水の逆流が続く見通しで、川沿いの地域パトゥムターニー、ノンタブリーなどでは浸水被害が発生。
ノンタブリー県は、川沿い約11キロにわたり数十万袋の土嚢を積み、防護壁を3〜6段(約60〜70センチ)に強化。大型排水ポンプも多数設置し、道路冠水の水を川へ戻す対応を続けています。

2025年11月6日、タイでは雨季明けが宣言されたにもかかわらず、各地で豪雨や洪水による被害が相次いでいる。この季節外れの降雨は、強力なモンスーントラフが依然として中部、東北部、東部の上空に停滞していることが主な原因とみられている。そのため、タイ全土の広範囲で雨が続き、一部の地域では洪水が収束しない状況が続いている。
 タイ中部では、チャイナートやナコーンパトム、また東北部のウドンターニーなどで依然として洪水被害が継続しており、王室灌漑局(RID)は今後の降雨量の増加に備え、チャオプラヤ・ダムからの放水量を増やす措置を講じ、チャオプラヤ川下流域の低地における洪水への警戒レベルを引き上げたが、アユタヤでは小学校が水没して休校を余儀なくされたほか、バンコクの留置所が浸水したため一時避難する騒ぎも起きている。
 今後、事態をさらに深刻化させる恐れがあるのが、大型台風25号「カルマエギ」(Kalmaegi)の接近である。この台風はベトナム中部沿岸に上陸した後、勢力を弱めつつも熱帯低気圧としてタイ東北部に進むと予測されており、特に11月7日〜9日頃に影響が出ると見られている。これを受け、タイのアヌティン・チャーンヴィーラクーン首相は、台風がもたらす豪雨と洪水発生の可能性に備え、全県知事およびバンコク都庁(BMA)に対し、排水作業の加速と被災が予想される地域への迅速な支援を徹底するよう緊急対策を指示した。
 台風の影響により、北部、東北部、中部、東部の広範囲で大雨が予想されており、首都バンコクとその周辺地域も警戒対象に含まれている。また、南部では引き続き豪雨、強風、そして高波が懸念されており、船員には航行の自粛が強く勧告されている。継続的な降雨は洪水だけでなく複合的な災害も発生しており、ランパーン県のメーモー炭鉱では大規模な地滑りが発生し、タイ発電公社(EGAT)が緊急事態を宣言している。気象局は、変わりやすい天候に注意し、洪水や鉄砲水に対する警戒を継続するよう国民に呼びかけ、特に農家に対しては農作物への被害を防ぐための予防措置が推奨されている状況だ。


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