タクシン元首相が17年ぶり帰郷
旧チェンマイ花博会場を訪れ、、、


タイ政界の実力者、タクシン元首相(74)が14日、出身地の北部チェンマイを訪問。
汚職罪などで実刑となった後、高齢や健康状態悪化を理由に約1カ月前に仮釈放されたばかりで、支援者を前に健在ぶりを見せた。昨年8月に約15年ぶりに帰国後、地元入りは初めて。
現地メディアによると、首相の座を追われるクーデターが起きた2006年以来の帰郷。
タクシン氏はサングラス姿で首にサポーターを装着。仮釈放直後に使っていた車椅子や腕のサポーターはなく、支援者に徒歩で近づいた。

2023年、事実上の亡命生活から15年ぶりに帰国し、汚職の罪などで実刑となったあと先月、仮釈放されたタイのタクシン元首相が、帰国後初めて地元を訪れて支持者の歓迎を受け、復権に向けた動きか。
3月15日には帰国後初めて地元入りしたタクシン元首相をひと目見ようと、タイ北部チェンマイの市場や寺院には大勢の市民。
 
タクシン氏は2006年の軍事クーデターで政権を追われたあと、去年8月、事実上の亡命生活から15年ぶりに帰国。
そのあと、汚職の罪などで禁錮8年となりましたが、体調不良を訴えて1日もたたずに刑務所から病院に移され、国王の恩赦により量刑を1年に減刑されたあと、先月、74歳と高齢であることなどを理由に仮釈放。
 
今回の訪問には、タクシン氏の次女で最大与党「タイ貢献党」の党首、ペートンタン氏が同行、セター首相との会談も予定され。