例えPK戦になってでも勝利をもぎ取る! その粘りが長年の課題。
おそらく今回のベスト16で、ベトナムを抜いて、FIFAランクではアセアンNo.1に返り咲くでしょうが、タイ代表が次の段階に進むために!
W杯予選、、、石井監督の手腕でなんとか!!

 前半はシュート1本に抑えられたタイ代表だったが、58分にハーフライン付近でティーラトンが相手のパスをカットし、スパチョークとパスを繋ぎながらプレスを打開。ボールを持ったスパチョークは、そのままドリブルでバイタルエリアに侵入すると、ボックス手前でのスパチャイ・ジャイデッドとのワンツーから、ダイレクトで右足を振り抜く。狙いすましたシュートはゴールに吸い込まれ、北海道コンサドーレ札幌でプレーするJリーガーが貴重な同点弾をマークした。

 追いつかれたウズベキスタン代表は65分、ショートパスを繋いで左サイド深くに前進し、ペナルティエリア左角でジャロリディン・マシャリポフがボールを受ける。味方とのワンツーから斜めのパスを差し込むと、DFを背負いながらボールを持ったアボスベク・ファイズラエフが、ボックス外でのターンからシュートを放つ。低くコントロールされたボールはポストに当たってゴールイン。ウズベキスタン代表が再びリードを奪った。

 結局、試合はそのまま2−1で終了。勝利したウズベキスタン代表は、2月3日に行われる準々決勝に駒を進め、カタール代表とベスト4進出をかけて争う。一方、石井正忠監督率いるタイ代表は、前回大会と同じくラウンド16での敗退となった。

【スコア】
ウズベキスタン代表 2−1 タイ代表

【得点者】
1−0 37分 アジズベク・トゥルグンボエフ(ウズベキスタン代表)
1−1 58分 スパチョーク(タイ代表)
2−1 65分 アボスベク・ファイズラエフ(ウズベキスタン代表)

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