新しいタイへの道のり、一歩一歩!

タイ8党が連立へ覚書締結 不敬罪改正は盛り込まれず

タイ下院総選挙で第一党となった革新系の前進党やタクシン元首相派で第二党のタイ貢献党など8政党は23日、新憲法制定や大麻の再規制など新政権発足後に実行する政策をまとめた覚書(MOU)を締結した。
ただ、王室への中傷や侮辱を罰する不敬罪を定めた「刑法一一二条」の改正は政党間で意見がまとまらず、盛り込まれなかった。
覚書の署名式は22日午後四時半(日本時間午後六時半)過ぎに、バンコクのホテルで行われた。九年前の同日の同時間帯には、当時陸軍司令官だったプラユット首相がクーデターを宣言しており、民政への完全復帰を印象づける狙いとみられる。