ベトナム人男性は太陽と月だけを頼りに18日間ゴムボートを漕ぎ続け、救出された。
ディンギーと呼ばれる小さなボートでプーケットから2,000キロ離れたムンバイを目指した(3月5日)。
男性は顔や手、足に極度の炎症が見られるが、健康状態は概ね良好だと言う。
タイ海軍は当局と相談し、彼のインドへの安全な道を探している、、、仏教国タイに相応しい、慈悲に溢れたお話です、、、


 タイ沖をゴムボートで漂流していたベトナム人男性が海軍によって救出された。男性によると、インド・ムンバイ市に住む妻に会うため、同国に向かう途中だったという。
 タイ海軍は3月23日の午前11時50分ごろ、同国漁船の乗組員から、海上を漂流する男性を発見したとの通報を受けた。
 漁船はタイ南部シミラン島から約14km、アンダマン海に面するパンガー県の海岸から80kmの地点で漂流する男性の姿を発見。男性が乗っていたゴムボート(全長2.5m)には、ほぼ空っぽになった水タンク1本、インスタントラーメン約10個、スーツケース1個しかなかった

 漁民らはゴムボートが流されないように漁船の船体に結び付けた後、海軍に通報。通報を受けて現場に急行した海軍が男性を保護した。
 救出されたのはホー・ホアン・フンさん(37歳)。男性が語ったところによると、2年前にムンバイ市に住むインド人女性と結婚したが、新型コロナの影響で離れ離れとなってしまった。

 妻に会うことを決意した男性は3月2日、飛行機でホーチミン市からバンコク市に渡り、そのままインドに乗り継ぐ予定だったが、査証(ビザ)を取得できなかったため、バスでタイ南部プーケット県まで移動。ここでゴムボートを購入し、今月5日、愛しの妻と再会すべく、2000kmの航行を開始した。
 男性は海軍に救出されるまでの間、海上で18日を過ごしていた。救出後、男性の身柄はパンガー県ムコシミラン国立公園の事務所に移され、ここで更なる支援を受けている。

タイ沖をゴムボートで漂流中の越人男性を救出、コロナ禍で生き別れたインド人妻に会うため決死の船旅