連日タイのニュースのトップを飾るのはバンコクの深刻な大気汚染。
まるで上海や北京のような。(タイで大気汚染といえば乾季のチェンマイ煙害、風の流れない盆地で野焼きの風習が消えず、10数年前から問題視されてきましたが。取り締まりを強化しかなり改善されて来てると聞きます。)
 
バンコクの大気汚染の原因は「都心部で続く電車建設工事」とされているようです。「3年間我慢してくれれば工事は終わるから」と。そんなの我慢の理由にならない気がしますが。
タイ空軍は1月15日、16日と連日降雨剤を空から散布(実際雨も降ったようです)。
またカーボンフィルター入りの特別マスクを市民に9千枚配布
連日対策会議も開かれ「まだ学校休校までには及ばない」「ネットを活用した自宅勤務を推奨」など意見も出されているようです。政府はしっかり対策やってるぞ!と。

しかしふと考えれば、この大気汚染ニュースが無ければ「総選挙先送り」問題が一番取り上げられるべき問題。でも大本営発表?タイのテレビでは軍事政権を真正面から叩くことなどあり得なく。つまりは大気汚染問題をトップに扱っておけば、総選挙はさらりと報告するだけでも済む、、、日本大使館から連日メールで送られてくるデモへの注意喚起、もはやデモだらけで麻痺して何が何だかよく分からない。
「総選挙をさっさと開催しろ!明言しろ!」
それで、昨晩放送のタイの夜のニュースが言うのはですね、総選挙は5月9日だそうです。そんなの聞いてないよ!

総選挙先送り反対デモ、再び タイ軍政に反発広がる:朝日新聞デジタル
 

 タイの首都バンコクで13日、総選挙の先送りに反対するデモがあった。
 軍事政権が2月24日にも実施すると表明していた総選挙が3月以降にずれ込む可能性が高まってから、バンコクでのデモは3回目。デモは地方にも広がりつつある

 タイでは2014年5月のクーデター以降、軍政が4年半以上も続いている。 軍政は先月、民政移管に向けた総選挙を2月24日に実施する前提での行程表を各政党に示したが、その後に発表された国王の戴冠(たいかん)式の関連行事の日程と選挙後の政治日程が重なるとして、選管に事実上、日程の見直しを求めている