バンコク首都圏の都市鉄道ブルーライン(地下鉄MRT)延伸区間の運行が8月11日に開始されました。

 延伸区間はバンコク地下鉄 北部の終点バンスー駅から西のタオプーン駅への1・2キロで途中で地下から高架に。タオプーン駅には都市鉄道パープルラインも乗り入れています。

 地下鉄(ブルーライン)はバンスーから南下、バンコク都心ビジネス街のアソーク、シーロムを通過し、タイ国鉄始発ファランポーン駅の地下にある同駅に至る全長21キロ。2004年7月開業、既存区間はすべて地下を走る鉄道でした。

 パープルラインはバンスー地区とバンコク北西郊外のノンタブリ県バンヤイを結ぶ全長23キロで、全線高架列車。車両は日本の横浜から運ばれたもの。2016年8月開業。

 ブルーラインとパープルラインが接続すれば、郊外から都心への通勤、通学が容易になると期待されています


地下鉄MRT北西端のバンスー駅と都市鉄道パープルライン南端のタオプーン駅を結ぶブルーライン延伸区間の運行が開始
延伸区間は全長1・2キロで地下鉄バンスー駅を出て途中で地下から高架になって、タオプーン駅で乗り換えで2路線が結ばれたことに。


これで旅行者も「じゃチョット日本製車両パープルラインでも乗ってバンコク郊外小旅行でもしてみるか」と思ってくれれば?
でも行き先は…最新巨大SCセントラルウエストゲートぐらいしか思いつかないのですが。
なお「繋がった」との表記で誤解されがちですが「相互乗り入れではない」のでご留意を。


参考*パープルライン乗車レポート
 バンコク出張(その2) パープルライン訪問:青物横丁 鉄道模型非同期通信

【タイ】バンコク首都圏の都市鉄道ブルーライン(地下鉄MRT)北西端のバンスー駅と都市鉄道パープルライン南端のタオプーン駅を結ぶブルーライン延伸区間の運行が11日正午過ぎに始まった。延伸区間は全長1・2キロで、バンスー駅を出て途中で地下から高架になる。

 延伸区間の開通により、タオプーン駅で乗り換えが必要なものの、バンコク北西郊外から都心への接続が一気にスムーズになる。一方、ブルーラインのアソーク駅などはすでに朝夕のラッシュ時の混雑が激しく、利用者の増加で混雑に拍車がかかる恐れも指摘されている。

 パープルラインとブルーラインはタイ企業のバンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ(BEM)が運営し、両路線とも同じ乗車カードで乗車できる。

 タオプーン駅で11日朝に行われた開通式典には、プラユット首相、アサウィン・バンコク都知事らが出席。首相一行はテープカット後、タオプーン駅からバンスー駅まで試乗した。

 パープルラインはタオプーン駅から北西に伸びてバンコク北西郊外のノンタブリ県バンヤイに至る全長23キロで、全線高架。昨年8月に開業した。車両、信号・運行監視設備、変電設備、通信設備など鉄道システムの納入と軌道、駅設備などのメンテナンスは東芝、丸紅、JR東日本が担当した。タイの都市鉄道に日本の車両、システムが導入されたのはパープルラインが初めて。

 ブルーラインはバンスーから南下し、バンコク都心のビジネス街であるアソーク、シーロムを通り、西に転じてタイ国鉄(SRT)バンコク駅があるフワラムポーンに至る全長21キロ。2004年に開業し、既存区間はすべて地下鉄。

from newsclip 

2017年8月11日(金) 15時04分

バンコク都市鉄道ブルーライン、延伸区間の運行開始 都心と北西郊外接続