毎年のこととはいえ、今年もこのふたつの問題の深刻化。
ソンクラーンの水掛けにも影響が出るとは驚きです。
自然の変動には勝てません。度を過ぎた馬鹿騒ぎも程々に。
自然との共存を望みます。

3月も下旬に入ろうとする昨日は、さすがに山火事の白っぽい煙霧が地表付近に滞留して、遠くの視界がかなり悪化している。これではPM10値が、環境基準値の120を超えていると予想。北タイ各県の観測地図を見ると、案の定大半の県で“健康を害する恐れのあるPM10値”に。

チェンマイやチェンライでの煙害が深刻化!

 タイ政府は水不足によって干ばつ被害が拡大するなか、その対策として工場排水を農業用水に利用する計画を立てているようだ。
 タイ地元紙によると、この計画で農業用水に転用する工場排水は、有害物質が含まれていない食品工場から排水されるものに限定されるそう。工業省が排水に問題がない工場の選定を行ったとのこと。
 現在タイ各地にあるダムの貯水量は底をついており、雨季の季節に入る6月頃まで放水量を制限せざるを得ない状況だ。そのため下流の農地は作物を育てられず、深刻な被害が出ている。

 工場排水を農業用水に、水不足深刻で政府検討ータイランド通信