8月25日(火)9時 為替レート(バンコク銀行)
10,000円=2,929バーツ↑
(US100ドル=3,520バーツ↓)


8月25日(火)、寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価が大幅続落で始まった。
・下げ幅は700円を超え、2月17日以来となる1万8000円の節目を割り込んだ
・米国株の大幅安に加え、外為市場での急速な円高進行に嫌気
・一方、ドル/円は118円後半で底堅い動き。円債先物は小幅安となっており、株の急落ぶりが目立つ。

日経平均株価が大幅続落 1万8000円台を割り込む

株は1万8000円割り込み一時700円超安、ドル/円には底堅さ

[東京 25日 ロイター] - 25日午前の東京市場では、世界的な株安連鎖が継続している。前日の欧米株が大幅安となり、日本株への売りの波及が止まらない。日経平均 .N225 は約半年ぶりに1万8000円割れとなった。

一方、ドル/円は118円後半で底堅い動き。円債先物は小幅安となっており、株の急落ぶりが目立つ。

寄 り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比369円02銭安の1万8171円66銭と大幅続落で始まった。

その後下げ幅は700円を超え、1万 8000円の節目を割り込んだ。


取引時間中としては2月17日以来。リスク削減の動きが続いており、トヨタ自動車 7203.T や日立製作所 6501.T などの主力輸出株が連日の年初来安値を更新。不動産、証券なども売られ、全面安となっている。


一方、ドル/円はしっかり。前日の海外市場で一時116.15円まで下落したが、118円台後半まで値を戻している。日本株は大幅続落となっているが、現時点での影響は限定的。値ごろ感からの買いや実需の買いが流入しているとみられている。


国債先物中心限月9月限は前営業日比10銭安の147円99銭と反落して寄り付いた。前日の海外市場では、安全資産の米債が買われたが、円債市場では高値警 戒感が浮上する中、40年債入札を控えていることもあり、売りが先行した。市場では「現物は長期・超長期ゾーンにパラパラと売りが出ているが、入札に備え た調整的な動きだろう。株価や為替の動向を見極めたいとムードが強い」(証券)との声が聞かれている。