バンコクシャットダウン宣言から3ヶ月目(50日)、
今回一定のデモ縮小が見え収束かと思われつつも、地方や近郊では散発的な衝突で死者もでたり。
次の"節目"は4月のタイ正月ソンクラーンか。
まだまだ油断はできませんが、資金の切れ目がデモの切れ目?

タイ反政府派「バンコク閉鎖」解除へ 市民の不満に配慮

 タイの反政府派が2月28日、「バンコク閉鎖」をやめて首都の主要交差点から撤退すると発表した。デモが始まって4カ月、市民の不満の高まりに一定の配慮をしたようだ。しかし、反政府派幹部は、政府との対話による混乱収拾の可能性を否定した。

 バンコク中心部ではこれまで、4カ所の交差点がデモ隊に占拠された。デモ指導者のステープ元副首相はこれらの交差点から2日夜までに撤退し、オフィス街に近いルンピニ公園に移ると発表した。

 交差点の占拠から1カ月半余りがたち、近隣の商業施設の売り上げが落ち込むなど、市民だけでなくビジネス界からも批判が出ていた
 また、デモ拠点を狙った発砲や榴弾(りゅうだん)の撃ち込み事件が増え、この10日間で6人が死亡、うち4人が4〜6歳の子どもだった。