東レのアユタヤ工場は11月14日からハイテク工業団地での排水作業を開始し、11月25日には一部を除いて現地へ普通自動車でも立ち入りが可能となったことから、翌26日から被害状況の確認作業を始めている。
バンコク工場は10月26日から稼働を停止していたが、浸水被害もなく、11月17日から復旧作業を開始。12月3日の稼働再開を見込んでいる…

タイ洪水被害/洪水被害も一段落、工場稼働再開へ


タイの大洪水は都心への浸水が回避され、人口約700万人のバンコクのビジネス街や商業施設には活気が戻り始め、政府は水没した工業団地の支援に着手した。
しかし、洪水被害をもろに受けた河川沿いや低地には、首都人口の5分の1といわれるスラム街が広がり、復旧事業から事実上、取り残されている。
スラムの支援を続け、アジアのノーベル賞とされる「マグサイサイ賞」の1978年受賞者、プラティープ・ウンソンタム・秦さん(59)は、「洪水で仕事を失った人の多くは貧困層」と指摘し、洪水対策は貧困対策だと強調した…

タイ洪水:復旧事業スタート 貧困層救済、重い課題