タイ・バンコクで2008(平成20)年8月、山県市出身の棚橋貴秀さん=当時(33)=が殺害された事件で、強盗殺人罪などに問われ、岐阜地裁の裁判員裁判で無期懲役の判決を受けた住所不定、自営業浦上剛志被告(33)の控訴審初公判が26日、名古屋高裁(志田洋裁判長)であり、弁護側は「(一審判決には)事実誤認がある」とあらためて無罪を主張、即日結審した。
判決は11月30日。

弁護側は、被告人質問や証人尋問などの証拠請求とともに検察側に証拠の開示を求めたが、検察側は全て不同意。弁護側は異議を申し立てが、裁判所はいずれも却下した。

一審判決などによると、浦上被告は08年8月5日、森宏年被告(34)=強盗致死罪で懲役13年、上告=と共謀し、バンコクのマンションで棚橋さんに暴行を加えてキャッシュカードなどを奪った後、浦上被告が棚橋さんの頭を浴槽内の水中に沈めて殺害。帰国後、森被告と奪ったキャッシュカードを使うなどし、棚橋さんの預金約1640万円を不正に得た。
浦上被告側が無罪主張 タイ邦人殺害、控訴審初公判(岐阜新聞)

安田誠こと棚橋貴秀さんが殺害された事件。
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参考:
タイ邦人殺人の顛末。殺された棚橋貴秀氏、そして森宏年と浦上剛志。(Darkness of ASIA)


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