松本剛明外相は21日午前(日本時間昼)、当地で東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の外相らと会談した。

  松本外相は、2015年のASEAN 統合に向け、ベトナムからミャンマーまでを道路で結ぶ「物流大動脈」の整備支援を表明。また、島しょ部を抱えるマレーシアやインドネシアなどの海洋国家に 対し、港湾建設や送電用の海底ケーブル敷設などで協力する考えを明らかにした。

物流大動脈のうち、「東西回廊」と呼ばれるルートはベトナム中部の港湾都市ダナンを起点にラオス、タイを経てミャンマーに到達する。

また、ベトナム南部 のホーチミンからプノンペン、バンコク経由でミャンマーに至る「南部回廊」もある。
日本はASEANの経済発展に向け、物流網の整備は不可欠としており、 11月までに具体的なプロジェクトを詰める

物流大動脈の整備支援=ASEAN各国に表明−松本外相
南北回廊はチェンライでの橋着工など進んでいますが、ラオスでの整備が遅れ、と聞きます。

それに対し、カンボジアを横断する南部回廊、これが想像以上に進んでいるようで、ホーチミンープノンペンなどは全くロス無く移動できるとの事。プノンペンからバンコクまでの陸路は一寸難しいかもしれませんが、カンボジアは人口3千万を数える新興国。
800万人しか無いラオスに比べ、可能性は高い、とも言われています。

アセアン大動脈整備、注目です!!