7月3日の下院選での投票ボイコットを主張するデモ団体「民主主義のための市民同盟(PAD)」は10日にバンコク都心のシーロム通り、11日にバ ンコクの戦勝記念塔、ウイークエンドマーケットなどと東北部ナコンラチャシマ県でデモ行進を行い、不投票を呼びかけるチラシを通行人に配った。  
PADは「動物(のような政治家)を国会に入れるな」と書かれた、背広を着たサル、イヌ、トカゲなどの写真入りのポスターを各地にはり、話題を呼 んでいる。
ただ、タクシン政権追放を掲げた2006年の街頭デモで数万人、2008年のタイ首相府やスワンナプーム空港占拠で数千人を動員した求心力は失われ
11日のバンコクでのデモ参加者は300人ほどだった。

「投票ボイコット」「国王が選任する内閣」といった主張が、支持基盤である王党派中間層にすら嫌われたもようだ。

タイ下院選 「投票ボイコット」の支持広がらず/newsclip.be

アピシットvsインラックTの対決と実質観て良いのでしょうかね。

タイの首相候補 タクシン元首相の妹に勢い (NTV)

タクシン元首相のファミリー企業の経営者だったインラック氏は、これまで政治経験はなく、「タクシン元首相の『操り人形』になるのでは」との見方が根強く…

「私たち、タクシンファミリーが今あるのは、あなたがたのおかげです」と台本通りの発言に終始するインラック氏は、緊張からか表情も硬く、まだ不慣れな様子をうかがわせた。

対する与党・民主党も若きエリート、アピシット現首相(46)を前面に立てた選挙戦を展開。経験の差をアピールしたい構えだ。

最新の世論調査では、インラック氏のタイ貢献党の支持率は43.16%で、アピシット現首相率いる民主党の支持率(37.45%)を上回っている