最高賞に輝いた「プンミおじさん」は霊魂の生まれ変わりを表現した幻想的な作品。病気の男性の元に死んだ妻の亡霊や、音信不通だった息子が猿の姿で現れる。
頑張れ!タイ! 39歳とまだ若いアピチャッポン・ウィーラセタクン監督は、前世を語ることができたという人物の逸話からこのアイディアを膨らませて行った。
受賞式後の記者会見で審査委員長のティムバートン監督は「私が見たことも無い方法で、様々な要素を使って作られていた」と賞賛。多額な制作費を伴う3D技術に頼らなくとも映画の表現を深めることは可能だということを改めて示した。(カンヌ=共同通信・佐竹慎一)