中国、「メコン川の水位低下はわが国のダムと無関係」と主張
中国水利部国際協力技術局の陳明忠巡視員は2日、タイのホアヒンで開かれたメコン川委員会国際会議で講演し、「メコン川の水量減少と水位低下は当地域の干ばつによるものだ。中国瀾滄江(らんそうこう:中国国内を流れるメコン川の名称)水力発電所の運営は下流の水量減少とは無関係だ」と主張した。 [サーチナ]より

タイのホアヒンで2日から始まったメコン川委員会首脳会議。
今年2月末から急速に問題視されてきたメコン河の水位低下はタイのチェンライを始め、下流の国々に大きな打撃、農産物、観光被害をもたらしています。
この対応を協議するため、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアの流域4か国が集まり、中国代表も参加して協議が始まっているのですが...
中国は雲南省への電力供給のためこの15年で水力発電用ダムを4つ建設し、さらに8つのダムと計画中とされています。中国の強引な姿勢にどこまでアセアン側が食い込めるか、注目されます。

やっと赤服以外のニュースを書けました...メコンの問題はもっともっと注目されるべき課題です。