道が良くなったこともあり、いまやチェンマイからチェンライはノンストップバスで3時間弱。
チェンマイから出て1時間ほどで最初に立ち寄るドライブインがメーカチャン・ホット・スプリング・プラザ、いわばメーカチャン温泉。
以前は温泉卵が名物だけの地味な存在が、その向かい側に温泉噴水が高く吹き上がるドライブインが新設され、工事もほぼ完了。山越えを終えて、否が応でも目に留まる吹き出す温泉の目印が絶妙の場所で思わず立ち止まってしまいます。

メーカチャン

奥に細長くレイアウトされ、進めば両側にずらりと土産物や休憩所、そして足湯を楽しむタイ人の姿が目に留まります。突き当たりにはやはり温泉施設があり、新設された温泉「KITA ONSEN」があります。利用は一人100バーツ、時間制限はなし。
個室ではなく公共温泉プール感覚で「どこまで集客できるか...」などと心配もしたくなりますが、隠れた新名所と言えるでしょう。むろんマッサージサービスも併設し、手前にはレストラン。コテージ風の宿泊施設もすぐ向かいに出来上がっています。

このドライブインは実は同じような建物が2つ並んでいて、手前側の青い屋根と奥のオレンジの屋根の2つが良く似た設備で競っています。KITA ONSENがあるのはオレンジなのですが、青い方にも温泉プールと宿泊コテージが用意されていますのでご安心を。

そして忘れてならないのはドライブインの並びに控えるアンコールワットの遺跡を模したスパ施設。
これは何よりも目立つのですが、残念ながら外観が出来た段階で工事はストップしたまま。今となってはこのメーカチャン温泉の目印にしか過ぎませんが、そのキワモノ感で今後も人寄せには十分活躍してくれるでしょう。