タイという南国からすぐ温泉をイメージする人は少ないでしょう。
でもHOT SPRINGは世界共通語であり、当然タイにも温泉はあり、特にタイ北部はその規模もタイプも様々、またタイ人の行楽地としての開発も進んでいます。
もっとも日本式の温泉郷、ハダカの付き合いをタイに求めるのは無理というもので、水着やタオルで身体を覆っての、家族や友人たちとピクニック、屋外の温泉プールのような感覚になります。

ドイサケット

とはいえ大の温泉好きの日本人も楽しみ方さえ覚えれば、気分転換には最高です。
チェンマイでは郊外のサンカンペーン温泉が観光地 として既に有名ですが、今回はチェンマイ以上に温泉が豊富とも言われるチェンライ方面へと目を向けてみましょう。

チェンマイとチェンライを結ぶ国道118号線は2年前からの拡張工事が終了し、かなり使い易い、整備された道路に
なりました。

この道すがらで最初に立ち寄れる、気軽な温泉と言えばチェンマイ市内から車で30分ほどのドイサケット温泉。ドイサケットの町からは10キロほど離れていて、観光で来る人はまず居ない。
最近この近くにアドベンチャー施設が出来て、白人たちを乗せたワゴン車が立ち寄りますが、これは温泉場に立ち寄って休憩の範囲まで。湯船につかる時間は用意してない様です。
ここはサンカンペーンよりも遥かに規模が小さい、素朴なタイ北部にポツンとある田舎温泉の風情を味わえます。個室が5つ並び、VIPと呼ばれる部屋もありますが、外装がちょっとだけ立派なだけ利用は普通個室で十分。
温泉湯とお水で自分で湯加減を調整できます。
一人30バーツの入浴料(上写真)。