สวัสดีปีใหม่ あけましておめでとうございます。

新年思いがけなくTV中継でチェックできました。元シリーフールズ、いやシリーから独立、脱退したボーカル・トーがスタートさせたバンド、ハングマン。
パタヤでのカウントダウンで年を越えた後の1時間ほど中継。トリはボディスラムのようでしたがそれでもメインアクト、TVで生放送をされていることを十分意識した、気合いの入ったトーの、今の姿を確認できたのはラッキーでした。
ハングマンは2年前、結成直後にFATで見て以来のライブで。
たとえTVとはいえ生放送ですからごまかしは効かないし、そのへんのライブ感はビシビシ伝わって来ました。

正直感想は2年前と殆ど変わらないです。
短いイベント出演とはいえ、演目の中心が全くシリーの曲ですから。
GMMグラミーから離れた「現シリーフールズ」は旧シリーの曲は(原則的には)歌えないと聞いてますし、そうなるとトーがシリーを脱退したのではなく「シリーフールズ」というバンド名だけ置き土産にバンドメンバー一新した、とも捉えられるわけで。ただトーが歌えばシリーか?と言われたらかなり微妙ですよね、複雑な心境を持たないわけにはいきません。

♪チョコレートで掴むも、美味しい並びはやはりシリーの♪ジジャ、ナムラーイ、ワッジャイ、最後に♪チョコレート。このへんも2年前と同じ。

トーが歌えば確かに♪ジジャやナムラーイといったロックスタンダードは本物に限りなく近い、現存するバンドの音なんでしょうけど、これタイ中のパブで今でも生演奏されてる曲なんですよね。そこに「本物の声」が乗っただけ…と捉えるのは厳し過ぎる意見でしょうか? 

ハングマンに、真に自立したオリジナルなバンドを求めるのは過度な期待なのか、あるいは根本的に間違いなのか? いや結局いまのバンド(ハングマン、現シリー)に過去のシリーを求めることに無理があるのか。そんな気持ちがめぐりめぐって。

いっそ旧シリーの曲をライブで封印してしまえば、せめてもう少し割合を減らしてもらえば、こんな気持ちにはならないのでしょうが。