改めて思いましたけど(タイと比較して)ラオスの物価は安くないですね。
アパートの家賃や土地代など全体的な生活費となれば詳細は分かりませんが、少なくとも旅行者にとっての感覚、毎日の食事や交通、それから宿(そのバリエーション)も、明らかにラオスのサービスはタイよりも質が劣るにもかかわらず、値段が高い。
10,000(シップ・パン)キップがおよそ40バーツ。その額でコンビニでパンも買えない。名物サンドイッチ(パチパテー)もハーフサイズとなってしまう。
コンビニで並んでいる食品、日用品をみるとすべてタイや中国、ベトナムなど他国からの物、割高は致し方ないのでしょうが、どうしてもそのサービス対価のアンバランスさが気になりました。
Laos_flag 別の言い方をすればラオスの良さは、中途半端な都会であるビエンチャンなどではなく地方の素朴さなどに触れあう方が道理にあっている、とも言えるのか?
でもその地方であるバンビエンなど極端な白人観光化を嫌う人も居るし、ルアンプラバン(ルアンパバーン)などはゲストハウスなど急速に高級化していると聞きます。
ビエンチャンも使い勝手が良さそうなゲストハウス、プチホテルは20ドル超えが普通。
今回はドルの凋落も感じました。4年前は1ドル10,000キップ、2年前でも9,400、そして今回1ドル8,500キップ。ドルを用意していったので、それが割高感をあおったところもあるかも。

そして計画通り行かない旅事情というのもまだまだ残っているようにも感じました。
タイのVISAを受け取る当日朝、早めに国際バス切符を購入しようと9時前にバスターミナルに行ったのですが、購入を申し立てると14時のウドン行きバスはキャンセルだ、と。理由は分かりません。
係はその場で14:00 NO BUSの札をセロテープで貼付け、窓口に立てかけます。そんな札を用意しているということは時々はあることなのでしょう。気を取り直して14:30ノンカーイ行きを買おうとすると「購入は9:30から、30分待て」と。そんな決まりあった?
まあこの程度は可愛いモノなのでしょう。2年前のバンビエン行きでは2度も!バスのチケット予約ミスをされ、返金後仕方なく地元ローカルバスに乗った経験を思い出しました。ラオスは変わってない…

基本的に昼間のバス移動しかできないラオス国内。空路は安くないし...タイの便利さに慣れてしまうと攻略が難しい国ラオス、そんな印象を新たにしました。

カテゴリー:ビエンチャン2009年12月