空路のチェンマイ=ウドン便が2010年から再開されるとはいえ、やはり移動の要は夜行バス。
このバスを利用してのラオス入り。ウドン到着が何時になるか、というのが最大のポイントでしたが、国際バスへの接続は非常に難しい、というのが印象です。
その朝からのドタバタを再現すると…

朝7時にウドン第2ターミナルに到着してくれれば、という淡い期待もむなしく、VIPバスは7時50分に到着。この時点で8時発のウドン第1ターミナルからのバスは諦め、ノンカーイ9時半発に切り替える。
ビエンチャン入りに使うのはウドン発あるいはノーンカーイ発の国際バス、これ以外の選択肢は考えてなかった(とにかくスムーズ、トゥクトゥクなど値段交渉のわずらわしさもなく、なおかつ安い、ので)。
ノーンカーイ行きのバスは8時20分発、1時間で着くといういうが、普通のローカルバスなので途中でもお客さんを拾うだろうし、時間通りでも10分前ではギリギリ過ぎる。
「そうだ、途中ノンストップのバンコクからのVIPバスに乗り込めば…」
トゥクトゥクの運ちゃんも賛成してくれ、大急ぎで街道沿いのバス停留所に移動。
しかし悲しいかなそこに居たのはウドン=ノーンカーイのさっきよりもちょっと大き目のバス。運転手は「8時半出発で1時間で着く」、これではさっきと同じ。
他のバスを待つもVIPらしきものは来ない。深いため息。とっさの試みもここでジ・エンド。9:30のノンカイ発に乗り遅れれば次は12:30となり、そうなれば自力での国境越えしかない。このままウドンで10:30国際バスを選択する。

6番のソンテウ(10バーツ)と20バーツのトゥクトゥクを乗り継いで、のんびり町の中央ウドン第1ターミナルへ。結局1時間ほど時間をつぶしましたが、丁度良い休憩時間になったし、何より10時半発の国際バスにチェンマイ便で同乗したラオス人が乗っていたことで、これが順当な選択肢とも感じました。
結論から言えばチェンマイからウドン、ウドンからビエンチャンという繋ぎは非常に不便。タイのビザを取りに午前にビエンチャン入りを目指す人は国際バスなしでの自力入国が必要になるでしょう。ウドンにもっとはやく到着してくれればなんとかなるのですが。

なお地元の人たちはバスターミナルを「ボーコーソー1(ヌン)」「ボーコーソー2(ソーン)」あるいは「ボーコーソーガウ(旧、古いという意味)」「ボーコーソーマイ(新しい)」と言い分けています(どうやらもうひとつウドンにはバスターミナルがあり、なかなかウドン攻略は難しそうです)。

参考:
国際バス時刻表/ウドーンターニーからビエンチャン
8:00, 10:30, 11:30, 14:00, 16:00, 18:00の1日6便。80バーツ。
国際バス時刻表/ノンカーイからビエンチャン
7:30, 9:30, 12:40, 14:30, 15:30, 18:00の1日6便。55バーツ+手数料5バーツ。

カテゴリー:チェンマイからビエンチャンへ2009