ピチット県のお寺で、外国人のツアーが来ると、1枚の写真を見せ「僕のお父さんを知らない?」と聞きながら、父親を探し続けている9才の男の子がいる。
この子の名前は、サトウ ケイゴ といい、母親がタイ人、父親が日本人であるが、両親はすでに離婚している。その母親は今年の4月3日、33才の若さで亡くなってしまった...
 (やすやすとチェンマイ暮らし:父を訪ねて)
ピチット県はタイ中北部ナコンサワンの北側、ピサヌロークの南に隣接する県。鉄道の駅はありますが、著名な県とは言えないでしょう。
Ban-bang-Bangkokさんのtwitterで話題に上がっていた日本人の父親を捜すタイ人少年の話。「やすやすとチェンマイ暮らし」さん(通訳をなさっている方)がブログで地元記事の要約を公開してくれています。
父を訪ねて三千里、ではないでしょうが、公開された少年の銀行口座には既に寄付も集まって来ている様です。とはいえ「やすやすとチェンマイ暮らし」さんも書かれているように父親が見付かったからといっても必ずしもそれが良い解決に繋がるか...
今回の件で想うのは、日本人の父親の実名はもちろん顔写真、パスポートも大々的に公表されている点。いまの日本では理解しがたい対処でしょう。たとえば不幸にも自殺という道を選んでもタイではその現場写真さえ新聞に載ることは珍しいことではありません。
タイと関わりを持つのであれば強く留意しておくべき事柄のひとつでしょう。
日本人父親探すタイ少年の父親、所在見つかる 「近く電話する」と父親 少年は日本国籍であることも判明情報と意見交換の場:アマチュアブロガーの意見・感想を集めています。: 日本人父親探すタイ少年の父親、所在見つかる 「近く電話する」と父親 少年は日本国籍であることも判明