タイ在留邦人の皆様へ

反独裁民主戦線(UDD)等による反政府集会に関する注意喚起(続報2)
(2009年4月10日18:30現在)

1.UDD等親タクシン派集団等による反政府デモは現在も継続中ですが、UDDリーダーによれば、本日10日、午後5時を以て道路封鎖を解除する旨発表しました。
これを受け、現在まで封鎖されていた道路
・アヌサワリー(戦勝記念塔)を中心としたラチャウィティー通り、パヤタイ通り
・スクンビット通りの、BTSプラカノン駅〜ソイ71までの間の西進車線
・ウィパワディーランシット通り南進車線
・ディンデーン通りとミットマイトリー通りの交差点付近所在の高速出入口
・ディンデーン通りとプラチャーソンクロ通りの交差点
・ディンデーン警察署近辺
・マッカサン交差点(ニコンマッカサン通りとペッブリー通りの交差点)
等につき、徐々に解除が確認されつつあります。

2.UDDによれば、道路封鎖は解除するものの、次回は方法を代えソンクラーン(タイ正月:4月15日まで)明けに再度現政権に対する抗議活動を再開する旨表明しています。また、首相府周辺におけるデモ活動と、ASEAN首脳関連会議の開催に併せてパタヤにおいて実施中のデモ活動についてはこれらの期間も継続する旨を表明しており、念のため引き続き国内の治安情勢に関して注意を払い続ける必要があります。

3.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、今後とも集会・デモ等が開催されている付近には近づかないようにし、これら集団との不要の接触を避け、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
また、タクシー等の公共交通機関を利用する場合、無用の誤解や混乱を避けるため、政治的な言動は慎んでください。加えて、これら集団はそれぞれのシンボルカラーとして赤色(親タクシン派)、黄色(現政権支持派)のシャツ等を着ておりますので、付近地域に外出の際は混乱・誤解を避けるため、同色以外の服装の着用をお勧めいたします。