社会 : 政治情勢は観光に影響せず=バンコク・ポール
バンコク大学の世論調査バンコク・ポールは、3月26日から27日にスワンナプーム国際空港国際旅客ターミナル出発ロビーで902人の外国人観光客を対象に行ったタイ国への旅行に対する外国人観光客の満足感調査で、68.5%の人がタイへの観光を決定する上で、タイ国内の政情問題は関係がないと回答したと明らかにした。
そして再びタイに観光に訪れるかとの質問に、94.1%の人が再び訪問したいと回答していた。    
    タイランド通信-タイ通ニュース
この調査の信ぴょう性がどこまで、という点はありますが、タイは圧倒的なリピーターに支えられていることは断言できます。クーデターに加え、国際社会ではありえない空港閉鎖まで体験してしまったらもう怖いモノ無し? いずれにせよタイの根強い人気は不変でしょう。ただ新規や特に団体客にそっぽをむかれてしまうと大きな成長が望めなくなります。すでに大きなわくを作ってしまってますからね、タイは。ソレらのいわば初心者観光客を満足させる状況作りを進めて行かないと。

祝日空け、そしてソンクラーン前の最後の1週間、赤服軍団が動き始めていますが、いったい何処まで注意すれば良いのでしょうか?
危険な所には近寄らない、そうすればもう風物詩のようなもの?


【大使館からのお知らせ】

反独裁民主戦線(UDD)等による集会実施に関する注意喚起
(2009年4月7日現在)
1.タイ関係当局等によると、8日(水)早朝から10日(金)にかけての3日間、王宮前広場(サナーム・ルアン)及び首相府、並びにプレム枢密院議長公邸付近において、UDD等の親タクシン派集団が新政権に反対するための大規模集会を行う模様です。
集会の規模については約5万人前後と見られる模様ですが、デモ開催が3日間と長期に及ぶと見られる点、及び王宮前広場から首相府やプレム枢密院議長公邸付近(シ・アユタヤ通とサムセン通の交差点付近所在)までのデモ行進等が予定されている点などから、十分な注意を払う必要があります。

2.当該場所周辺では急遽の交通規制や立入規制等が予想されると共に、交通渋滞等が予想される他、展開如何によっては不測の事態が発生する可能性も排除できません。現状においてバンコク都内は平穏ですが、念のため引き続き国内の治安情勢に関して注意を払い続ける必要があります。

3.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、今後とも集会・デモ等が開催されている付近には近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
また、これら集団はそれぞれのシンボルカラーとして赤色(親タクシン派)、黄色(現政権支持派)のシャツ等を着ておりますので、同付近地域に外出の際は混乱・誤解を避けるため、同色以外の服装の着用をお勧めいたします。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
 電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
 FAX :(66-2)207-8511