日本人ならラオスを目指せ……
タイ北部での国境越えでもっとも手軽なのはメーサーイ、あるいはゴールデントライアングルからのミャンマー入国。国道1号線がズドンと通り、アクセスは申し分がない。
しかし、たかがミャンマー入国のために、あの軍事政権に500バーツもくれてやらなければならないとは。250バーツ時代は仕方ないかと払っていたこともあるものの、その後やつらは我らの同胞ジャーナリストを殺害し、その事件の真実が映っていたと思われるビデオテープやカメラを没収したまま、知らん振りを通している(それに言われるがままの日本政府も言語道断)。
というわけで、ボクはまたもやラオスを目指す。日本人ならラオスを目指すべき。
チェンコーンからフエサーイ
メコンの渡し舟であるボート料金は10バーツ値上がりして30バーツ。重そうな荷物を抱えていると更にBAG代と言ってプラス10バーツ取るので、軽装を装ってみたりするw 。土日はラオスのイミグレは自らオーバータイム(出勤)と称し、20バーツを請求する。2007年から日本人にVISAを解放してくれた国である。快く支払いましょう。
しかしそれにしても、バイクで行ってみると良くわかるが、チェンライからチェンコーンへの道は一向に良くならないし、分かりにくい
ボクが知っているタイの幹線道路の中では最低クラスと言い切って良い。この悪い道をガタゴト、バンコクから直通VIPバスが走っていたりするのがちょっと痛々しい。皆さん、こんな道路はもはやタイでは特別ですから…誤解なさらぬ様。

やはりアジアハイウェイ#3(AH3)、いわゆるインドシナ南北回廊の完成を待つしかないのだろうか?