カンボジア、ラオスに開発の波 連携強めるインドシナ半島諸国(産経新聞)
カンボジア、ラオスのほか、中国、タイ、ベトナム、ミャンマーのメコン川流域6カ国は92年、アジア開発銀行の主導で「大メコン圏(GMS)経済協力プログラム」をスタートさせた。既存の道路を利用した幹線の整備や、通関の合理化などを推進している…
インドシナ半島中央部を横切る「東西回廊」では、06年12月、タイとラオスを結ぶ第2のメコン架橋が開通した。半島を縦断する「南北回廊」でも、タイ・ラオスの国境に第3のメコン架橋が11年に開通する見込みだ。カンボジアのネアックルンに架かる橋も、半島南部を横切る「第2東西回廊」の一部である…
プノンペンに行ってみたかったのはこの幹線構想の中、カンボジアが立ち後れていくのでは?という懸念があったからでした。ラオスは2009年のシーゲーム(東南アジア五輪)開催など目に見えて目標がはっきりしていたので。
しかし実際に見たプノンペンには多いに活気が溢れていて、そこにこの記事。
アジア開発銀行が提唱した、大メコン圏(GMS)経済協力プログラムは大風呂敷ではありますがその流れは着実に現実化していると想います。
ベトナム-カンボジア-タイの動脈も第2東西回廊として認識されていたのですね。着実に進むラオスの状況と違い、カンボジアの道は相当テコ入れが必要だと想いますが。
今月末にはビエンチャンで第3回GMS首脳会議が開かれるとのこと。
タイ、ラオス、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、中国・雲南省…(ミャンマーは現状圏外でしょうが)
思想ではなく経済で結びつくインドシナ、今後も注目して行きたいです。
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