2008年03月15日

Sound about…(Da Endorphine)/サウンドアバウト(ダー・エンドルフィン)3

endorphine_soundabout年頭からの服喪期間の影響か、08年のタイの新譜発売状況は例年よりも静かに感じます。
そんなムードの中、年契約なのか前作よりきっちり1年で届けられたダー(エンドルフィン)の新譜。企画物やベストも数あれど、エンドルフィンとしては4枚目のオリジナル作。もうちょっと高級感のあるジャケを用意してくれた方が食指が動くのに、などと愚痴りながら日本に持ち帰った本作。全10曲39分。(2008年1月発売)。

音楽の多様化か、はたまたマンネリ・パワー不足なのか、めっきりビッグヒットが出なくなったT-POP(タイポップス)。それに転化するつもりはありませんが、今回も前知識ほとんどなし、ラジオチューン(シングル扱い)がどの曲かも知らずに聞き込んでみました。

大方の予想通り、アルバム全体を通しての大きな破綻は無し。今まで通り、既定路線継続。新鮮度という点では…そんなわけで辛口論調に傾く恐れがあるので、ここは良いところからプッシュしていきましょうw。
ベストトラックはM-7 Hai Nhuey。これは譲れませんね。
ダーの必殺、聞かせるバラード、切なく盛り上がる展開に仕上がってます(下記You Tubeでどうぞ)。
ただこれは彼女の曲全般に言えるのですが、イントロはともかくエンディングが手抜き?なんです、投げっ放しというか、素っ気ないのです。終わりよければ全てよし。アレンジのアイディアは最後まで練って欲しいと切に希望です。それで名曲になりうることもありますから。

ベタなT-POP、典型ならM-3 yah bork wah mai mee krai となります。絶対タイ人大好きバラード。一緒に歌うのにぴったり。あとM-4はイントロのフレーズかっこいいけど、ユーリズミックス入り過ぎかな。

総論としては聞き流せば気持ちよいアルバムですけど、いつも流すだけじゃ面白くない。「オッ?」とひっかかりたい。
ステージは相変わらず元気いっぱい、聞かせどころ大合唱で良いと思いますけど、そろそろダーには「バンドサウンド」を卒業した、作り込みのサウンドで聞いてみたいです。
バックトラック、いわゆるオケ(カラオケ)が薄い。日本に戻って多様なポップソング聞くとオケの深さにうなったりします(まあ今は日本も音圧ガンガンのバンドサウンド多数派ですが)。
音楽はアレンジや演奏を含めた総合力、だからこそスタッフ側、作り手側の奮起を期待します(ずーっと期待しているのですが)。


エンドルフィン関連記事:
・1st ALBUM Phrik(唐辛子/2004年6月発売)

・2nd ALBUM Sak-ga-wa-49(a form of poetry 49/2005年10月発売)

・3rd ALBUM Parb Luang Tar-Mirage- (2007年1月発売)

SLEEPLESS SOCIETY 2 (Various Artists)

・ライブレポート:
Da Endorphine live at CHIANGMAI 100 ROCK FESTIVAL 2007



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Sound about…(Da Endorphine)
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