バンコクにいくつか支店があったCDショップのCD WAREHOUSEが撤退したとの話を聞きました。
昨年11月にプロンポンのエンポリアム店に日本で買ったCDを持っていったら「買取を止めた」と断られました。日本で処分に困っていたCDを1枚100バーツという値段でここ数年買い取ってくれていた同店。「ヤバいのかな」と想っていたら閉店セールと銘打ち、年末から特売に切り替えていました。
タイでもCDが売れなくなっている、という実感はありました。ひいきのCDショップであったPower Musicが販売を売れ筋CD、DVDのみに絞って、おまけに音楽とは関係の無いファンシーグッズを店頭に並べてたりし始めていたのです。
まだグラミー直轄のイマジンの方が(店によっては)品揃えが良いと感じるようになって今では最後の牙城、かもしれません。今後はもっとコアな店しか生き残れないのでしょうか。これは音楽好きには相当深刻な問題と感じます。タイのミュージシャンの活動にも支障が出てくるような…でも、発売と同時にどうしても手に入れたいと想うタイポップスCDがめっぽう少なくなったことも一方の現実であったりもします。