January 17, 2008

煙が目にしみる、どころの話ではない/smoke gets in your eyes, Chiangmai1

写真はチェンマイのお隣の県、ランプーン工業団地の東地区で撮影したもの。このへんの雰囲気はサンカムペーンに似ている風景。
既に野焼きは当然のことのように始まっていましたが、何と言うか、煙が沈殿している、空気が止まっている……ハッキリと目でも分かるのに、それでも野焼きは止む事は無い。
山火事のような野焼き風景が今年も続くのか? 昨年3月のように大規模な煙害がチェンマイを襲うのか? 今年は明確な対策は立てられるのか? 
沈殿する煙

参考記事:
ハイシーズンは「灰シーズン」で終わった

2006年から07年にかけての観光ハイシーズン、チェンマイは活気づいてました!

最大の懸案だった11月からの「花博」が想像以上の成果を挙げ、「国際」とは名ばかりの内容と揶揄され乍ら、全国から押しかけたタイ人団体客。チェンマイ市内はエコノミーホテルの前まで2階建バスが占拠という空前の「花博特需」に沸き、チェンライ、メーサーイなどタイ北部の観光地も大いに賑わいました。そんな万々歳のシーズンが終わろうとしていた3月にチェンマイを襲ったのが「煙害」でした。

町全体が白いもやで覆われ、見通しが悪くなり、目や咽に痛みも。子供や病気の人は外出しないよう通達が出される異常事態。この煙害はチェンマイだけでなく、チェンライ、メーホーンソンのタイ北部も同様で「チェンマイ、煙害悪化」のニュースは瞬く間に広がり、NHK海外安全情報でも注意が促されるように。緊急対策で空軍機による人工降雨剤散布で雨が降り、幾分改善されたものの、暑さの増してくる時期に大気汚染が重なる最悪の状況でチェンマイ人気は一気に下降……

実はチェンマイの大気の悪さは今に始まったことではありません。増え続ける車、市内の渋滞、至る所での道路工事、その現場から舞い上がる粉塵。少々の汚れなら雨が洗い流してくれるものの、雨のない乾季は逃げ道がない。筆者もチェンマイに住み始めた頃は「乾季が天気も良く空気も澄んで」と勝手なイメージを持っていましたが、実際はかき入れ時であるハイシーズンが一番空気が悪くなる状況が続いていたのです。

今回の煙害の最大の要因は「野焼き」。
1月から2月、毎日夕方になれば市内のあちこちから煙が立ち上がり、風がなく盆地のチェンマイに煙が充満。野焼きは列記とした法律違反なのに燃やす人が後を絶たない。これは既に「教育問題」の領域、住民の認識を根本的に変えなければいつまでも続くことでしょう。

2年前のピン川氾濫で「洪水の町・チェンマイ」というレッテルを貼られ、今度は「煙害の町」の悪評。今回の騒動を契機に、より強硬な行政指導、環境教育が望まれます。でなければ、観光都市・チェンマイに未来は無いでしょう。

(文・匠武士 Gダイアリー/2007年6月号 掲載)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Translation Automatically
カテゴリー
タイのブロガー特集
web
newバンコクで月2回発行される日本語フリーペーパーWeb(6月16日発行415号)にて「オレ達、ブロガー!タイのブログ・インタビュー」特集(拙ブログも掲載)。
これだけブログ、ネットに注目するのは文字通り"Web"ならでは。
匠武士の寄稿
newGPAバンコクさんのニュースレターVol.51にサッカーから見たタイと日本を寄稿しました! 2010WC予選タイvs日本、ACLなどこの春はタイ-日本がらみのサッカーが続きました。微に入り細にわたって日本でのTV中継を観た成果を披露wです。
Vol.50プノンペンに行ってみた!、Vol.49チェンマイ・ロイクラトン 世紀のヴィジュアル・イベントに遭遇!(動画あり/要Quick Time)等も公開中です。
タイより熱い!タイフェス!
newタイフェスティバル2008大阪は9月6、7日開催。当方は6日に日帰り参戦しました!
現地レポート(写真・音声・映像)を特集してます
タイフェスティバル2008大阪ポスターサムネイル


タイフェスティバル2008京都

new関西地区の初陣を切って猛暑の中の京都タイフェスに行って来ました!
タイフェスティバル京都2008の現地レポート、ぜひご覧下さい!
大阪でタイを感じタイ!
5th Thai Festival OSAKA
2007年9月29-30日 大阪天王寺公園

GMMコンサートは予想外の面白さ! コンサート中心にタイフェス大阪をレポート!
日本で楽しむタイもオツ。
その歌声はタイの宝
bird
Simply Bird('Bird' Thongchai Mcintye)
天性のリズム感と突き抜けていく歌声。本当に「歌が上手い人」と言い切れるタイのスーパースターバード/トンチャイ・メッキンタイの新譜。
2007年、T-POP代表作
body_save
Save My Life(Bodyslam)
前作Believeから2年半、よりスケールをアップさせたボディスラムの完成度の高い新作。あまりの作り込みにLIVEでの再現性やいかに?
いつものダーです
endorphine_soundabout
Sound about…(Da Endorphine)
前作より1年、ダー・エンドルフィンの4thオリジナル。いつものコブシ、たっぷり聞けます。
2006 タイ ベストアルバム
blackwhite
BLACK & WHITE(SEK LOSO)
タイROCKのカリスマセーク・ローソーが放つ満身の力作!
格が違います。
アーティスト宣言
lanna3rd
happy trip(Lanna Commins)
チェンマイ出身の実力派ランナーカミンの3rdは予想以上の仕上がり。
今後のステージ活動にも注目が集まります。
チェンマイ発・日本語情報誌
chao65original
ちょっとディープな北タイ情報誌CHAO65号にソンサルンでボディスラムを観た!と題して寄稿しています。
同57号にはSEK LOSO live in Mandalayの記事を。
バックナンバー、手に入ります。
コメントありがとうございます
トラックバックは記事に深みを
まもあんのタイニュース
白石昇日々の記録と...
白田麻子のアジアな毎日
silly fools!!!
from weblog-master
ここに掲載の文章および管理人撮影の画像データなどの無断使用・転載を禁じます。
なおTV、雑誌、単行本などのメディアで好意的に紹介頂ける場合に限り、事前の承諾無くとも使用を許可します。
もしお時間があれば掲載・引用の情報をご連絡頂ければ幸いです。
ご注意
タイでは予定が急遽変更になることは日常茶飯事です。
こちらで得られた情報を元にされる場合、 その点を十分ご理解、ご了承の上ご利用下さいようお願い申し上げます。

Sorry,Japanese only.
copy rights (C)www.taideomou.com
(takumiartisan) 2004-08.
All Rights Reserved.
since 19/MAR/2004


Profile/こんな管理人です
匠武士
タイ愛好家、TAKUです。
もう少し詳しいプロフィール
*ブログに左に表示された(多くの方が見掛けないであろう)CDジャケはすべてタイのPOP-MUSICです。

お問い合わせは、こちらまで!

miximixi日記あり。