ごはん亭2号店タイ人によるタイ人のための日本食堂、チェンマイの日本食事情にある種の改革を起したといっても過言ではないごはん亭、その2号店がまたまた移転しています。
ステープ通り・スワンドーク病院近くから、お堀の北門・チャンプーアック通り・チャンプーアックホテル斜め向かい通り沿いに移転。
まだあまり知られていないのか、お客さんはチラホラ。店の感じは表通りに出て明るくなった印象。
タイ人に混じって美味しく安い日本食をいただきましょう。

参考記事:
激安、激ウマ、日本食堂!

いまチェンマイの日本食堂が面白い! バンコクのように日本人が山ほど居るところとは違って、地方都市での日本食レストランはいわば生活の中心、日本人の憩いの場、溜まり場、憂さ晴らしに大好きな噂話……いやいや(笑)そんな話はもうチェンマイでは過去の話になりつつあります。いまや日本食堂はタイ人が経営し、お客もタイ人、当然値段も安く、なおかつウマい! これがチェンマイ日本食堂、最前線です。

このトレンドの先鞭をつけたのがお堀の北西にある「ごはん亭」。
イサーン出身のまだ30代のタイ人たちが始めたこの店、筆者もここで最初にカツ丼を食べたときの衝撃は忘れられません。これで30バーツ? しかも味噌汁(これも美味い)まで付いて! 正直こんな品をこんな値段で出されたら他店はたまったものじゃないだろうに、と余計な心配をしたほどです。

07年1月、このごはん亭が2号店を出店しました。これにはちょっと裏話があって、ごはん亭と並んで有名な「やたいラーメン」からタイ人シェフが移って来たことが、この2号店開店の契機になっているのです(ヘッドハンティング?)。

ごはん亭のメニュー、オススメは前述の親子丼・カツ丼30Bを初め、うどん・そば30B。定食類は60Bからでご飯のお替りOK。20Bからの激安一品モノもあるので呑み屋としても十分機能します(ビアチャン50B。でも長居すると店は迷惑ですよ!)。

一方のやたいラーメンはフアイケーオ通りに店を構え、こちらは夜のみ営業。しょうゆ・みそ・塩ラーメンが35B。うどん・そばも35B。定食は75Bからで、その他てんぷらや寿司などメニューも豊富です。、連日タイ人や日本人で賑わっています。
こんなチェンマイ日本食堂最前線、タイで大流行の日本食ブームとも相まって、一体どこまで進むのか!?

(文・匠武士/Gダイアリー2007年4月号に掲載分に加筆したもの)