ラオスの桂林・バンビエン(ヴァンヴィエン)。
それは毎日バックパックを抱えた大量の旅人(主に白人)が限られたルートで同じように入ってきて、狭い町を歩く。毎日同じ顔に何度も出くわす。
国道13号線でバンビエンに
国道13号線を走っていくとこの風景が見え出す……

この町に来て思い出したのが、つい先日も行ってきたタイ北部のバックパッカータウン・パーイ
バンビエンと比較対照してみるとその状況が明確になります。

・チェンマイから140キロのパーイ
・ビエンチャンから180キロのバンビエン

まず町に行く道路状況では全くパーイが有利。
パーイは07年の補修工事で道が素晴らしくよくなった。おそらく時間でも20分は短縮できたはず(でもローカルのオンボロバスなら乗り心地は相変わらかもしれませんがw、ボクはバイクなので最高のツーリングコース)。

次にバスの時間と料金。
・パーイまではローカルバス3時間半250円。ワゴンバス2時間あまりで500円。
・バンビエンはローカルバス4時間440円。ワゴンバス3時間半800円。
(いずれも概算)。

バンビエン絶景
バンビエンの誇るものは何よりその絶景。ダイナミックさですね。まさに「ラオスの桂林」の称号に相応しい。

パーイもなだらかな盆地が広がっていて気分は落ち着きます。
ゲストハウスなど宿泊施設の種類、数、選択度など圧倒的にパーイが上。
ちなみにインターネット値段はパーイが2年前の「全店一律1時間60バーツ」から価格破壊が進行、1時間30バーツ(100円)となり断然お得
バンビエンは1時間220円だから倍以上。WiFiを備えたG.H.も(ボクが見た範囲で)1件しか確認できず(なおかつ、サービスはあまりお勧めできない施設)。

パンマパー
この写真はメーホーンソーン県パーイから45キロほど奥に進んだパンマパーの風景。
ちょっとバンビエンしてるでしょ? メーホンソーンはタイでバンビエン的風景に出会える、起伏にとんだ地域です。


では、バンビエンvsパーイ。どちらに軍配?


個人的な見解。
ある程度状況を知ったという点ではパーイはもうボクの懐のうちです。
ここは未知の魅力に期待して、バンビエンに軍配……と、言いたかったのですが、町だけだったら3泊でバンビエンは飽きますね(風景の神通力も薄れ……)
それ以外の何かを追求していかないとこのバンビエンの町の狭さはかなり窮屈。
むしろ人里離れたところでのんびりしたほうが人が長居できるかも。その分、間違いなく不便になりますが。

バンビエンはビエンチャンからの道路が良くなってくれたら、というのが正直なところです。今の道ならバイクでビエンチャンから行ってみようとは絶対に想わない。

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ラオスの桂林・バンビエンの夕景↓素晴らしいの一言……


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