Fat Fes 7、レポートのシメは久々観たブディスト・ホリデイを。
ボクは2年前のFAT以来のLive観戦、サポートメンバーには新たに女性ドラマーが参加。このサポートがなかなか良かったです。周りの音をしっかり聞き、バンドのカラーを崩さず、丁寧に叩いていたのが好感が持てました。

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「元気の無いゆらゆら帝国」って言ったらバンドからは怒られるかもしれませんがw、このまったりした感覚は、やたらと元気の良さやオシャレなソフトさを強調するタイのバンドが多い中、かなり新鮮。
ヴォーカル・キティの透明感のある声もオリジナリティ高し。アメリカというよりブリティシュな響きを持ったロックバンド。
そうなんですよね。いわゆるソフトロックじゃなくて、あくまでブルースロックなところもブディストの面白いところ。
キティのソングライティングに磨きが掛かれば、タイ音楽界での存在感もグンと増すでしょうし、サバイヴしていけると想います。応援したいですね。
ソニーから出た1stに続くアルバムはもう準備万端と聞きますが、発売はメジャーはたまたインディーズになるのか? 楽しみに待ちたいと。


於)2007年11月11日(日)インパクト・チャレンジャーホール stage5 15:00〜


さて、今回で7回目のファット。
会場を転々として流浪のイベントだったのが今回は2年連続して同じ場所で開催。毎回問題視されたイベント進行・運営もかなりこなれてきたと想うし、このままなら来年もこのチャレンジャーホールで行うのでは?との予感。
今回はリンキンとのバッティングで集客的にも辛かったかもしれないが健闘しましたね。
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屋外のステージ3では主に新人バンドが。

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地べたに座ってCDを売る……

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カイジョーブラザースなどが出演したステージ2。喫煙スペースがあります。

もう一方のタイの大規模ロックフェス、毎年3月に行われるパタヤ音楽祭が年々尻すぼみ状態なので、このFAT FESTIVALにはぜひ息を長く頑張ってもらいたいです!!

<FAT FES 7 レポート・終>