これからが真価の問われる時
04年9月デビュー。ドラマの主題歌にもなり、長くヒットとなった「ゴーンヒン・ゴーンナン」を抱え、05年愛・地球博のイベントで来日。彼女の歌声はNHKで全国放送された。タイのシンガーを日本のTVでチェックできるなど異例。出ては消えいく新人の中で確実に印象を残してきたギター弾き語りのスタイルのシンガーROSE(ロース)。
近年はタイお得意のオムニバス企画もので少しづつ新曲も披露し、実績も重ねてきた。もうデビューの頃の大学生ではない、24歳、大人のロース、ついに発表されたオリジナル2ndアルバム。(全14曲*56分・2007年3月発売)
04年9月デビュー。ドラマの主題歌にもなり、長くヒットとなった「ゴーンヒン・ゴーンナン」を抱え、05年愛・地球博のイベントで来日。彼女の歌声はNHKで全国放送された。タイのシンガーを日本のTVでチェックできるなど異例。出ては消えいく新人の中で確実に印象を残してきたギター弾き語りのスタイルのシンガーROSE(ロース)。
近年はタイお得意のオムニバス企画もので少しづつ新曲も披露し、実績も重ねてきた。もうデビューの頃の大学生ではない、24歳、大人のロース、ついに発表されたオリジナル2ndアルバム。(全14曲*56分・2007年3月発売)
アルバム1曲目♪Chun Luek terの構成は典型的なタイポップ路線。EギターのイントロにAメロ、ドラムが入って盛り上げて、サビの前に「必ず」ブレイクがあり「さあどうじゃー」みたいなタイプ。間奏は無論「泣きのギターソロ」(そんなに泣いてないが)。イロイロ言ったって「タイ人はこういうの好きなの」とアレンジャーがしたり顔で教えてくれそうです。ロースの歌声に助けられますが、カラオケで歌ったら誰の曲か判断つかない。タイのアルバムは基本的に1曲目にコンセプト曲というか、そのアルバムの「顔」を持ってくるので、それを考えるとこれはしんどいオープニング。
全体から感じることは、1stのもっているポップセンスやアレンジの多彩さから、あえて弾き語りシンガー・ロースにイメージ絞った? と思わせる点。この作品が1stを超えられたかどうかは、難しい判断。ROSEらしさが聞けるのはM-3,5,6,9あたり。
楽曲的には*M-11からのいわばボーナストラック扱い(FUN CLUB ROSEで解説されてます)の既発曲が光る。
M-12♪Kerd ma kae ruk kun(BIG ASSのカバー)は初めて聞きましたけど、なかなか良いですね。タイでリアレンジというとまずはJAZZアレンジ、ありがちなパターンだけど、この曲に関しては珍しく原曲の良さを自然に引き出しています。完全に自分の歌にしているロースの実力も良く分かる佳曲。
しかし何でまたM-13代表曲「ゴーン……」を2枚目にも入れてしまうのか、理解に苦しみます。これはロースの責任ではないでしょうが、アルバムはそのアーティストの「作品」であり、抱き合わせれば売れるだろ、では八百屋で野菜売っているのと変わりなし。
ロースも今後当然プロとしてCDセールスを問われるだろうし、より観客を意識したステージング、音楽活動以外のプロモーションも求められてくるでしょう。それがタイ(GMM)ですから。
そんな中でロースがどう成長していくか、機会あれば、是非「生」で確認していきたいですね。「CDなら何とでもできる時代」だからこそ、ライブがアーティストの真骨頂ですから。
あとはスタイリングの点も工夫があっても。同世代で仲も良いというダー(エンドルフィン)が女の子から圧倒的な支持を受けていることは、彼女全体のファッションセンスとも無関係ではないので。ここは、ちょっとオシャレにも挑戦してみよう、ロース。
ロースの真価はこの楽曲群よりも、今後のその活動や姿勢、実績で問われてくるように感じます。
これからが大事! ガンバれ、ロース!
全体から感じることは、1stのもっているポップセンスやアレンジの多彩さから、あえて弾き語りシンガー・ロースにイメージ絞った? と思わせる点。この作品が1stを超えられたかどうかは、難しい判断。ROSEらしさが聞けるのはM-3,5,6,9あたり。
楽曲的には*M-11からのいわばボーナストラック扱い(FUN CLUB ROSEで解説されてます)の既発曲が光る。
M-12♪Kerd ma kae ruk kun(BIG ASSのカバー)は初めて聞きましたけど、なかなか良いですね。タイでリアレンジというとまずはJAZZアレンジ、ありがちなパターンだけど、この曲に関しては珍しく原曲の良さを自然に引き出しています。完全に自分の歌にしているロースの実力も良く分かる佳曲。
しかし何でまたM-13代表曲「ゴーン……」を2枚目にも入れてしまうのか、理解に苦しみます。これはロースの責任ではないでしょうが、アルバムはそのアーティストの「作品」であり、抱き合わせれば売れるだろ、では八百屋で野菜売っているのと変わりなし。
ロースも今後当然プロとしてCDセールスを問われるだろうし、より観客を意識したステージング、音楽活動以外のプロモーションも求められてくるでしょう。それがタイ(GMM)ですから。
そんな中でロースがどう成長していくか、機会あれば、是非「生」で確認していきたいですね。「CDなら何とでもできる時代」だからこそ、ライブがアーティストの真骨頂ですから。
あとはスタイリングの点も工夫があっても。同世代で仲も良いというダー(エンドルフィン)が女の子から圧倒的な支持を受けていることは、彼女全体のファッションセンスとも無関係ではないので。ここは、ちょっとオシャレにも挑戦してみよう、ロース。
ロースの真価はこの楽曲群よりも、今後のその活動や姿勢、実績で問われてくるように感じます。
これからが大事! ガンバれ、ロース!
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