Sillyの復活、rebirthを素直に喜べた夜
バイク駐車場で時間をつぶしてたら、シリーのメンバーがすぐ目の前を通り過ぎ舞台裏へ。
新Vocalベンジャミンはホント普段着の人というか(タイのアーティストには意外と多い)どこにでも居そうな気のいい兄ちゃん、といった感じ。
開演まで待つ間に想ったことは2004年のアルバムKing sizeのPUBツアーの頃、ボクがバンコクに住んでいた時代。先のFAT Liveのことは完全に忘れてました。
新曲♪Stay Awayで始まり、何より想ったのは「ああ、シリーがタイMUSICシーンに戻ってきたんだなあ」という感慨でした。

バイク駐車場で時間をつぶしてたら、シリーのメンバーがすぐ目の前を通り過ぎ舞台裏へ。
新Vocalベンジャミンはホント普段着の人というか(タイのアーティストには意外と多い)どこにでも居そうな気のいい兄ちゃん、といった感じ。
開演まで待つ間に想ったことは2004年のアルバムKing sizeのPUBツアーの頃、ボクがバンコクに住んでいた時代。先のFAT Liveのことは完全に忘れてました。
新曲♪Stay Awayで始まり、何より想ったのは「ああ、シリーがタイMUSICシーンに戻ってきたんだなあ」という感慨でした。

「客いじりがヘタクソ」
ボクがトー時代のシリーに感じていたことでしたが、今のシリーには「バンドとして一体となろう」という気持ちが各メンバーからにじみ出ていて、それはとても人間的なことで、今までにないバンドへのシンパシーを感じました。
特にBassのランがバンドを引っ張っている、ベンをサポートして盛り上げよう、というある種の責任感さえ見えてきて、それはちょっとグッと来ましたね。気のせいかもしれませんが、以前よりもメンバー内での笑顔が増えたようにも(チェンマイだから?)。
「どうしてメンバーが分裂してしまったのか?」
ファンはそれを問い続けてくるだろうし、でもバンドにしてみれば「これが音楽を続けていく上での仕方ない選択だった」となるわけですから。
ベンはしみじみ憎めないキャラクター。
一生懸命という表現が一番似合う佇まい。それは好感は持てますね、トー時代のヒット曲も無難にこなしてました。
終盤♪ナムライと♪ジジャの間に歌った新曲、ギターの裏打ちカッテングが切れ味鋭く、16ビートでリズムが立ってて、カッコ良かった。あれアルバムに入ってるのかなあ。その前に歌った新曲も印象に残ったし、silly miniは期待できそう、というかフルアルバムが待機してるなら早くそれを聞きたいです(チェンマイのあるSHOPに入荷したようですがすぐ完売したそうです)。
でも、改めて想うんですけど相変わらずSillyはクリックの多いバンド。3ピースの醍醐味はスタジオ盤の重厚さをどれだけステージで再現できるか、あるいはリアレンジするかって所だと想うんですけど、最後にやった新曲のバラードなんて殆どカラオケ。まあバンドの選択、考えなんでしょうけど個人的には安易かと想います。
そのへんが同じギタリストとしてトンへの思い入れができない点かと。ソロを弾いてるバックでアコギの音がスピーカーからシレッと流れるのは……アコギ要らんライブ用アレンジをギタリストとして考えて欲しいのが本音です(それがシリーには出来るハズ)。
このツアーにおいて、「やっぱりVo.トーでないと」という声は出るでしょうけど、もう新生シリーはスタートしたわけですし、その言葉は新Vo.ベンには酷でしょう。彼に罪はないのだから。今の、このメンバーでバンドとして評価してあげた方が得策でしょう。
ベンが今後シリーの一員として違和感なく受け入れられる最も効果的な方法は、新シリーとしてヒット曲を、皆が歌える代表曲を生み出すこと。ヴァン・ヘイレンにおける♪JUMPみたいにね(タイのFANも英語歌詞覚えて!)。
Sillyの復活、rebirthを素直に喜べた夜でした。
*2007年1月30日 22:25-23:50 チェンマイ・ニマンヘミン通り・Warm Up Cafeにて
ボクがトー時代のシリーに感じていたことでしたが、今のシリーには「バンドとして一体となろう」という気持ちが各メンバーからにじみ出ていて、それはとても人間的なことで、今までにないバンドへのシンパシーを感じました。
特にBassのランがバンドを引っ張っている、ベンをサポートして盛り上げよう、というある種の責任感さえ見えてきて、それはちょっとグッと来ましたね。気のせいかもしれませんが、以前よりもメンバー内での笑顔が増えたようにも(チェンマイだから?)。
「どうしてメンバーが分裂してしまったのか?」
ファンはそれを問い続けてくるだろうし、でもバンドにしてみれば「これが音楽を続けていく上での仕方ない選択だった」となるわけですから。
ベンはしみじみ憎めないキャラクター。
一生懸命という表現が一番似合う佇まい。それは好感は持てますね、トー時代のヒット曲も無難にこなしてました。
終盤♪ナムライと♪ジジャの間に歌った新曲、ギターの裏打ちカッテングが切れ味鋭く、16ビートでリズムが立ってて、カッコ良かった。あれアルバムに入ってるのかなあ。その前に歌った新曲も印象に残ったし、silly miniは期待できそう、というかフルアルバムが待機してるなら早くそれを聞きたいです(チェンマイのあるSHOPに入荷したようですがすぐ完売したそうです)。
でも、改めて想うんですけど相変わらずSillyはクリックの多いバンド。3ピースの醍醐味はスタジオ盤の重厚さをどれだけステージで再現できるか、あるいはリアレンジするかって所だと想うんですけど、最後にやった新曲のバラードなんて殆どカラオケ。まあバンドの選択、考えなんでしょうけど個人的には安易かと想います。
そのへんが同じギタリストとしてトンへの思い入れができない点かと。ソロを弾いてるバックでアコギの音がスピーカーからシレッと流れるのは……アコギ要らんライブ用アレンジをギタリストとして考えて欲しいのが本音です(それがシリーには出来るハズ)。
このツアーにおいて、「やっぱりVo.トーでないと」という声は出るでしょうけど、もう新生シリーはスタートしたわけですし、その言葉は新Vo.ベンには酷でしょう。彼に罪はないのだから。今の、このメンバーでバンドとして評価してあげた方が得策でしょう。
ベンが今後シリーの一員として違和感なく受け入れられる最も効果的な方法は、新シリーとしてヒット曲を、皆が歌える代表曲を生み出すこと。ヴァン・ヘイレンにおける♪JUMPみたいにね(タイのFANも英語歌詞覚えて!)。
Sillyの復活、rebirthを素直に喜べた夜でした。
*2007年1月30日 22:25-23:50 チェンマイ・ニマンヘミン通り・Warm Up Cafeにて
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