2007年01月04日

PONGSIT KAMPIR at Chiangmai Winter Festival4

カンピーはロックだ!
サンバーストのストラトキャスターを抱えたプーことポンシット・カンピーが静かに弦を弾き始める。少ししゃがれた、しかし芯の強い声が響く。とにかく声がイイ。ビンビン伝わってくる。この人はホンモノだ。
kampi

プアチーウィットの代表歌手の一人、カンピーのLIVEを初めて観ました。
真っ先に想ったのが、「これはタイのボブ・ディラン!?」

1994年にウッドストック20周年のビッグコンサートが世界中継されましたが、そのとき見たエレクトリック・セットのボブ・ディランがめっちゃカッコ良かったことを思い出して、カンピーのバックメンバーの演奏はそこまでファンキーではありませんがw、
もともとのアコースティックな音楽の根っこはそのままに力強さが増した、説得力が増した感じです。

カンピーはストラトからテレキャスにギターを替えます(写真のギター)。
若干歪みの出るセッティングにしているのでしょう。でも彼のプレイはロック・ギタリストのそれではなく、生ギターをそのまま持ち替えた感じ。
だからロックギタリストではないんだけど、ギターを自分のソウル(魂)を引き出す道具に使ってる、音楽学校で習ったようなモノではなく自己流の弾き方です。それがイイんです。
魂をギターにぶつける。泉谷しげる?(例えが良くないw?)、たとえば山崎まさよしのロックギターの弾き方そうですよね、アコギをそのままエレキに持ち替えた感じ。もっとも彼はアコギは上手いし、エレキのプレイは今も進化中ですが。

思うにプアチーウィットで、カラバオは表向きはロックな趣向ですが、むしろその本質はフォーク的な語りかけを感じるのです。あるいはタイのモーラム的なリズムの楽しさを。
それに対し、カンピーには明らかなロックを感じるんですね。その魂がロックだと。ギターに気持ちを叩き付け、音を搾り出す、そのスピリットがロックだ! と。

kampi4nin

サポートメンバーはドラム、ベース、ギター3リズムにサックス(縦笛なども)とシンプルでカンピーとのバランス、コンビネーションもばっちり。ファミリーなバンドを感じます。

既にデビューして15年以上。できればトレードマークの赤いリッケンバッカーをかき鳴らしていた若い頃も見たかった!とも想いました。

2007年1月3日(水)22:40-23:50チェンマイ冬祭り特設ステージにて
taideomou at 14:36 │Comments(0)TrackBack(0)
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