2006年05月05日

DEK LIENG GAE(ASANEE-WASAN CHOTIKUL)

dekliange兄アサニー(タテ長顔)、弟ワサン(メガネ長髪)のチョーティクン兄弟の3年半ぶりの新作デック・リアン・ゲ the shepherd-boy(羊飼いの少年)はデビュー20周年記念アルバム。
前作が2002年、その前が1997年なので、ここ10年で3枚というタイでは異例中の異例の寡作ぶり。1985年デビューの、歌うmore music社長、まさに生きるT-POP伝説の新作。全14曲52分(2006年4月発売)。

05年2月に津波チャリティーイベントThe Light of Loveでトンチャイ、マイクロなど大物を差し置いて堂々トリで登場、レスポールギターをグイグイ弾いていたアサニー。TVで放送されたものを見ましたが、正直いまどきのT-POP歌手群に入ると「この人たち、何処のオジサン?」というヴィジュアルでしたがw、イイ音出してましたよ。やっぱり年季が違うし、何より「現役」な感じがあって良かった。
それから2年余り、届けられた新作は、ハードなギターリフが印象的なタイトル曲♪デック・リアン・ゲで幕開け。サビでは女性コーラスのソロパートが添えられるアレンジ。このパターンは2003年センヤイ・コンサートDVDでも重要なパートを占めていて、今ではアサニー流アレンジと解釈して良さそうです。

sosadM-2、3は先行チューンとしてTV、Radioで流された♪so sad、♪ヤーク・ハイ・ユー・ドゥアイ・マイ。特に後者は必殺循環コードT-POP、キーもドンズバGなので瞬時にローコードでアナタもギターで弾けます、みたいな曲(G-A7-F#m7-Bm7-Em7-A7-D7)。こんなの、そこいらへんの新人バンドが歌おうものなら、後ろからドロップキックでも見舞ってやろうかというベタベタな歌ですが(未だにタイでは多いw)、コレをタイで始めたのが彼ら、つまり元祖、なのですから、リスナーにしてみればこれぞアサニー!となるわけです。多分タイ人も一番安心して聞ける(歌える)トラックでしょう。
アルバムはこの3曲でちょっとガソリン使い過ぎといった感もあり、特にM-5は(イントロはイエスみたいでカッコ良いのに)歌に入ると途端に、アジアでは多大な影響を及ぼしたというX-JAPAN的ドカドカリズムになって、ツインリードのハモリに鼻をおさえたくなります。
それでもM-7の生ギターのストロークやM-10のちょっとコミカルなリズムと王道ロックの融合など、随所に心地よさを漂わせたアルバム。最後M-14のリプライズ的なサイケな処理に、彼らのルーツはビートルズ? と思わせる一端も。
いずれにせよ、ファンにはいつものアサニー節満載の、安心したつくりの仕上がり。イムパクト3日間も瞬く間にSold Outしたようで、久々のコンサートも豪華なバンド編成で貫禄のステージを見せてくれることでしょう。

伝説のバンドの新作、アナタもこれを聴いてT-POPルーツ探索の旅に出ませんか?
7ch夜の番組mo-chitにアサニーワサンがゲスト出演。
taideomou at 12:38 │Comments(0)TrackBack(0)
タイCDアルバム評 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Translation Automatically
ブログでタイフェスをCheck!
いつものダーです
endorphine_soundabout
Sound about…(Da Endorphine)
new前作より1年、ダー・エンドルフィンの4thオリジナル。いつものコブシ、たっぷり聞けます。
匠武士の寄稿
newGPAバンコクさんのニュースレターVol.50にプノンペンに行ってみた!を寄稿しました!
Vol.49チェンマイ・ロイクラトン 世紀のヴィジュアル・イベントに遭遇!(動画あり/要Quick Time)、Vol.48オシムJAPAN追っかけ日記AFCアジアカップ2007、Vol.44映画館に行くなら、日本よりもタイ!?等も公開中です。
例えばこんなタイアーティスト
その歌声はタイの宝
bird Simply Bird('Bird' Thongchai Mcintye) new天性のリズム感と突き抜けていく歌声。本当に「歌が上手い人」と言い切れるタイのスーパースターバードの新譜。
2007年、T-POP代表作
body_save
Save My Life(Bodyslam)
new前作Believeから2年半、よりスケールをアップさせたボディスラムの完成度の高い新作。あまりの作り込みにLIVEでの再現性やいかに?
大阪でタイを感じタイ!
thai_osaka2007
5th Thai Festival OSAKA
2007年9月29-30日 大阪天王寺公園

GMMコンサートは予想外の面白さ! コンサート中心にタイフェス大阪をレポート!
10月20(土)、21(日)には同じ大阪・堺市でもタイフェス開催されました
日本で楽しむタイもオツ。
3人+1で復活
silly_mini
Silly Fools-Mini (Silly Fools)
カリスマVoトーの抜けた新生Silly Fools、決意の一枚。
英語で全5曲、Miniアルバム仕様。
真価問われる2枚目
rose_line
Rose Line(Rose Sirintip)
タイでは珍しいギター弾き語り女性シンガーロースの2ndアルバム。
その歌声は独特の世界を醸し出す。
2006 タイ ベストアルバム
blackwhite
BLACK & WHITE(SEK LOSO)
タイROCKのカリスマセーク・ローソーが放つ満身の力作!
格が違います。
アーティスト宣言
lanna3rd
happy trip(Lanna Commins)
チェンマイ出身の実力派ランナーカミンの3rdは予想以上の仕上がり。
今後のステージ活動にも注目が集まります。
チェンマイ発・日本語情報誌
chao65original
ちょっとディープな北タイ情報誌CHAO65号にソンサルンでボディスラムを観た!と題して寄稿しています。
同57号にはSEK LOSO live in Mandalayの記事を。
バックナンバー、手に入ります。
月別の記事
それ以前の記事/日記
コメントありがとうございます
トラックバックは記事に深みを
まもあんのタイニュース
白石昇日々の記録と...
白田麻子のアジアな毎日
silly fools!!!
from weblog-master
ここに掲載の文章および管理人撮影の画像データなどの無断使用・転載を禁じます。
なおTV、雑誌、単行本などのメディアで好意的に紹介頂ける場合に限り、事前の承諾無くとも使用を許可します。
もしお時間があれば掲載・引用の情報をご連絡頂ければ幸いです。
ご注意
タイでは予定が急遽変更になることは日常茶飯事です。
こちらで得られた情報を元にされる場合、 その点を十分ご理解、ご了承の上ご利用下さいようお願い申し上げます。

Sorry,Japanese only.
copy rights (C)www.taideomou.com
(takumiartisan) 2004-08.
All Rights Reserved.
since 19/MAR/2004


Profile/こんな管理人です
匠武士
タイ愛好家、TAKUです。
もう少し詳しいプロフィール
*ブログに左に表示された(多くの方が見掛けないであろう)CDジャケはすべてタイのPOP-MUSICです。

お問い合わせは、こちらまで!

miximixi日記あり。