2006年03月04日

all over again(The Peach Band)

alloveragainタイのアレサ誕生への布石?
2003年Sony Music BEC TEROからデビューした男女デュオ(Vo.NUI&Key.PEACH)The Peach Band。以来3年近いインターバルとは昨今のせわしないタイmusic sceneでは珍しいパターン。今作はcrescendoのDr&Bassらをゲストに向かえ、よりハイクオリティな音を目指した、満を持して放つ自信作。2006年2月発売・全11(+2)曲54分。

先の7C コンサートがかなり参考になりましたね。あの数曲でこのアルバムの“芯”は見えてました。(Liveで好感触→CD購入というのは至極真っ当なアプローチ、いくらテクノロジーが発達しようと音楽はこうありたい)。
M-3 DAWN(インスト曲)からM-4ユーコンディアオ(一人ぼっち)がこのALで最大の聞かせ所。短いインタルードから本編という流れは明らかに1stの♪ウォーンのスタイルを世襲するもの。「これが我々の新曲ですよ!」というアピールでしょう。前作と違うのは前に2曲を置いたところ。アップテンポでGroovyなナンバーの後でより映える選曲は効果的。なおこの曲はイントロで♪every time you go away〜と口ずさむのが正しい聞き方。あ、そういうの「パ○リ」なんて音楽知能指数の低い言葉で表現するのは止めて下さいね。KeyのPeachは(タイ人には珍しく)多様なPop Songを聞いていると想像できます。
CD冒頭からM-5までの曲選はとても妥当な流れ、T-POPでは珍しい整合性、この辺にも非凡なセンスが。全体的にアレンジや音色のクオリティは前作よりも上昇。正直あの♪ウォーンでさえ「打ち込み臭さ」にちょっとノレない部分がありましたしね(ヘッドフォンで聞くと良く分かります)。
M-8,9あたりのバラードが次のシングル候補でしょうか。思わず「コレ、吉田美奈子?」「てことはローラニーロ?」なんて連想をしてしまうゴスペルタッチな音作りが広がります。このディープさはタイでは稀有な世界。この曲をたとえばエンドルフィンのダーような歌唱力のある女性Voに力強く歌ってもらえれば「タイのアレサ・フランクリン誕生」も夢ではないような気がします。
チェンマイにツアーで来ないかな、The Peach Band。
peac1st
1st.AL/The Peach Band Is More Complicated Than Visible。2003年6月発売。
ヒットした♪ウォーン(お願いだから)を含むデビューアルバム。ただのアイドルアルバムかと想ったらちょっと違った、みたいな。今となっては貴重な才能の萌芽? 機会あればご視聴を。
taideomou at 00:41 │Comments(0)TrackBack(1)
タイCDアルバム評 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 2月のイチ押し。 The Peach Band「All Over Again」  [ サイアム系で行こう ]   2006年03月04日 11:53
5 ついに、ついに出たんですよ、The Peach Bandの3rdアルバムが! あのThe Peach Bandのニューアルバムが出た、 それだけでグッと胸に熱いものがこみ上げてきますね。 だって、マジでうれしかったですもの、 CDショップに並んでるのを見かけたとき。 僕が犬だったらち....

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Translation Automatically
ブログでタイフェスをCheck!
いつものダーです
endorphine_soundabout
Sound about…(Da Endorphine)
new前作より1年、ダー・エンドルフィンの4thオリジナル。いつものコブシ、たっぷり聞けます。
匠武士の寄稿
newGPAバンコクさんのニュースレターVol.50にプノンペンに行ってみた!を寄稿しました!
Vol.49チェンマイ・ロイクラトン 世紀のヴィジュアル・イベントに遭遇!(動画あり/要Quick Time)、Vol.48オシムJAPAN追っかけ日記AFCアジアカップ2007、Vol.44映画館に行くなら、日本よりもタイ!?等も公開中です。
例えばこんなタイアーティスト
その歌声はタイの宝
bird Simply Bird('Bird' Thongchai Mcintye) new天性のリズム感と突き抜けていく歌声。本当に「歌が上手い人」と言い切れるタイのスーパースターバードの新譜。
2007年、T-POP代表作
body_save
Save My Life(Bodyslam)
new前作Believeから2年半、よりスケールをアップさせたボディスラムの完成度の高い新作。あまりの作り込みにLIVEでの再現性やいかに?
大阪でタイを感じタイ!
thai_osaka2007
5th Thai Festival OSAKA
2007年9月29-30日 大阪天王寺公園

GMMコンサートは予想外の面白さ! コンサート中心にタイフェス大阪をレポート!
10月20(土)、21(日)には同じ大阪・堺市でもタイフェス開催されました
日本で楽しむタイもオツ。
3人+1で復活
silly_mini
Silly Fools-Mini (Silly Fools)
カリスマVoトーの抜けた新生Silly Fools、決意の一枚。
英語で全5曲、Miniアルバム仕様。
真価問われる2枚目
rose_line
Rose Line(Rose Sirintip)
タイでは珍しいギター弾き語り女性シンガーロースの2ndアルバム。
その歌声は独特の世界を醸し出す。
2006 タイ ベストアルバム
blackwhite
BLACK & WHITE(SEK LOSO)
タイROCKのカリスマセーク・ローソーが放つ満身の力作!
格が違います。
アーティスト宣言
lanna3rd
happy trip(Lanna Commins)
チェンマイ出身の実力派ランナーカミンの3rdは予想以上の仕上がり。
今後のステージ活動にも注目が集まります。
チェンマイ発・日本語情報誌
chao65original
ちょっとディープな北タイ情報誌CHAO65号にソンサルンでボディスラムを観た!と題して寄稿しています。
同57号にはSEK LOSO live in Mandalayの記事を。
バックナンバー、手に入ります。
月別の記事
それ以前の記事/日記
コメントありがとうございます
トラックバックは記事に深みを
まもあんのタイニュース
白石昇日々の記録と...
白田麻子のアジアな毎日
silly fools!!!
from weblog-master
ここに掲載の文章および管理人撮影の画像データなどの無断使用・転載を禁じます。
なおTV、雑誌、単行本などのメディアで好意的に紹介頂ける場合に限り、事前の承諾無くとも使用を許可します。
もしお時間があれば掲載・引用の情報をご連絡頂ければ幸いです。
ご注意
タイでは予定が急遽変更になることは日常茶飯事です。
こちらで得られた情報を元にされる場合、 その点を十分ご理解、ご了承の上ご利用下さいようお願い申し上げます。

Sorry,Japanese only.
copy rights (C)www.taideomou.com
(takumiartisan) 2004-08.
All Rights Reserved.
since 19/MAR/2004


Profile/こんな管理人です
匠武士
タイ愛好家、TAKUです。
もう少し詳しいプロフィール
*ブログに左に表示された(多くの方が見掛けないであろう)CDジャケはすべてタイのPOP-MUSICです。

お問い合わせは、こちらまで!

miximixi日記あり。