マーシャ05年12月発売なのでまだまだ巷で流れてます。個人的なマーシャの認識は映画俳優・ソロシンガーとしてもバリバリ活躍中のマイクロVo.アンポン・ランプーンの元カミサン、というくらいでスイマセン。
T-POPの女性アーティストの中ではベテランの領域。このアルバムでは赤毛ショートカットにしてイメチェン(似合ってる?)、すごい微妙なご年齢になりつつある彼女ですが、T-POPファンの間では根強い人気があることも知ってますw。ジャケにも手間の掛かった全10曲40分。

つい先日、車のFMからM-2 Mai Yhark..流れてまして「誰だっけ」とずーっと考えたんですけど、結局名前出ませんでした。極私的感想といたしましては、結局そこに落ち着きます。彼女である必然はどこに? 「マーシャ、君はどれなんだ? 君はナンなのだ?」 そう問いかけてみる……。
曲はいまどきのR&B(何度書いてもいやだなあ、こういう表現)をベースにボサノバ、ジャズフレーバーをふり掛けたバラードとミディアムテンポのポップな曲を散りばめた上品なつくり。何の文句も無い内容。
でも、あれじゃないですか、歌って、不器用でも「聞きごたえのある」ものというか、主張というか、これがあたしよ!みたいなゴツゴツ感のある、いわば「マーシャ宣言」を楽曲内で魅せてほしいなあ、と。アレンジも曲によって型にハマリ込んでいるモノもあって残念。あとマーシャは声量どうなんでしょう? そのへんは生でVocal聞けば分かるんでしょうが。
ちなみにボクの一番好きなマーシャの曲はコレ。サンタナのカバー。演奏も良いですよ。