T-BONEからBodyslam、いよいよFESは大団円へ
2日目、日が暮れてから観たアーティストでは
・FLURE(どうしてもVoの顔が慣れない、直視できない・笑)
・THE TRAVELLERS(from JPN、ロカビリー風JAZZ?バンド)
・BUDDHIST HOLIDAY(今度ゆっくりお話しする機会でもあれば)
・DOOBADOO(同期モノBAND。お皿回しなどでステージ上には4人)などを観ましたが、個人的なベストステージはやはり大御所T-BONEでしょうか。
聴きなれた曲ばかりで決して真新しさはないのです。でもスカやレゲエといったワンパターンなリズムもT-BONEにかかれば途端に安定感が増し、飽きない、楽しい。建て付けの良い家でゆったりくつろぐ、みたいなイメージでしょうか。やっぱり実力が違いますね、T-BONEは。新譜買わないと!
写真はT-BONEの完全JAZZテイストのguitarist。スタインバーガー・クラインという奇妙なカタチのGuitarを弾く、今でもサキソフォンパブで彼らを間近で見られるハズ。
そして時間は進み、ラス前のRoller Coasterステージ、本来はVikingでトリを務めるハズだったStreet Funk Rollersがロックの王道であるリフソングをガンガン演奏。このタイ版サンボマスターとも呼ぶべき敏腕Gオヤジの安定感ある演奏も、多くの観客には届いていなかったようにも。観客の目は既にその「次」に向いていました。結果として「繋ぎ役」を引き受けてしまったStreet〜には少々気の毒な時間が流れていく……
そして、Bodyslam登場。お馴染みの大仰な♪コップファー(地平線)からスタート。
全曲ドラマーがヘッドホンかけっ放しで(ベースまでイヤホンしている)全員がクリックにあわせての演奏です。ピアノだろうが、ストリングスだろうがLIVEアレンジの必要は無し。カラバオのエートの声だって勝手にPAスピーカーから出てきます。自由自在。タイロック完全パッケージSHOW。
4人はクリックに合わせ、ひたすらその肉体の躍動と衝動をステージに叩きつけていきます。観客との対話、というよりも自身の恍惚をひたすら放出していく感じでしょうか。4人の表情がこの世のものとは想えません。そりゃそうです。1年経たずに登り詰めたフェスのオオトリ、取材エリアや舞台の裾にまで大挙押しかける観客(野次馬?)の強烈な視線、先ほどのStreet〜と同じ舞台なのにまるで別世界。
まさにエクスタシーの極致。4人の絶頂感は尽きることなく、観衆を煽動していきます。
そしてボクは知らぬ間に音楽の二文字を抱きかかえたまま取り残されて……出世作believeのジャケット、メンバー4人の向こうに上がる朝陽、あれはタイ産業ロックの夜明けだったのか。
かくしてRock Starは作られた……
2日目、日が暮れてから観たアーティストでは
・FLURE(どうしてもVoの顔が慣れない、直視できない・笑)
・THE TRAVELLERS(from JPN、ロカビリー風JAZZ?バンド)
・BUDDHIST HOLIDAY(今度ゆっくりお話しする機会でもあれば)
・DOOBADOO(同期モノBAND。お皿回しなどでステージ上には4人)などを観ましたが、個人的なベストステージはやはり大御所T-BONEでしょうか。
聴きなれた曲ばかりで決して真新しさはないのです。でもスカやレゲエといったワンパターンなリズムもT-BONEにかかれば途端に安定感が増し、飽きない、楽しい。建て付けの良い家でゆったりくつろぐ、みたいなイメージでしょうか。やっぱり実力が違いますね、T-BONEは。新譜買わないと!
写真はT-BONEの完全JAZZテイストのguitarist。スタインバーガー・クラインという奇妙なカタチのGuitarを弾く、今でもサキソフォンパブで彼らを間近で見られるハズ。
そして時間は進み、ラス前のRoller Coasterステージ、本来はVikingでトリを務めるハズだったStreet Funk Rollersがロックの王道であるリフソングをガンガン演奏。このタイ版サンボマスターとも呼ぶべき敏腕Gオヤジの安定感ある演奏も、多くの観客には届いていなかったようにも。観客の目は既にその「次」に向いていました。結果として「繋ぎ役」を引き受けてしまったStreet〜には少々気の毒な時間が流れていく……
そして、Bodyslam登場。お馴染みの
全曲ドラマーがヘッドホンかけっ放しで(ベースまでイヤホンしている)全員がクリックにあわせての演奏です。ピアノだろうが、ストリングスだろうがLIVEアレンジの必要は無し。カラバオのエートの声だって勝手にPAスピーカーから出てきます。自由自在。タイロック完全パッケージSHOW。
4人はクリックに合わせ、ひたすらその肉体の躍動と衝動をステージに叩きつけていきます。観客との対話、というよりも自身の恍惚をひたすら放出していく感じでしょうか。4人の表情がこの世のものとは想えません。そりゃそうです。1年経たずに登り詰めたフェスのオオトリ、取材エリアや舞台の裾にまで大挙押しかける観客(野次馬?)の強烈な視線、先ほどのStreet〜と同じ舞台なのにまるで別世界。
まさにエクスタシーの極致。4人の絶頂感は尽きることなく、観衆を煽動していきます。
そしてボクは知らぬ間に音楽の二文字を抱きかかえたまま取り残されて……出世作believeのジャケット、メンバー4人の向こうに上がる朝陽、あれはタイ産業ロックの夜明けだったのか。
かくしてRock Starは作られた……
[PLAYBACK!FAT FEST#1〜6(匠武士) 了]
Comment
>全曲ドラマーがヘッドホンかけっ放しで(ベースまでイヤホンしている)
これってつまりどういう事なんでしょうか?SiLLyFooLsのドラムもいつもイヤホンしてるんですが何を聴いてるんだろう、といつも不思議に思っていました。
匠さんはBodySlamのライブがお気に召さなかったようですね。私はもう何回も行きましたがまだ飽きずにいます。今夜もこれからHollyWoodです!
同期モノ、クリックについては下記の日記を参照してください。
http://www.taideomou.com/diaryjan2005.html#20050316
地元チェンマイのM-150でも観ましたが、FATの方がパフォーマンスは良かったですね。年内あと1回Bodyslamを観に行く予定です。
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。